知らないうちに自生していた、ホシクサ科 Eriocaulaceae
ホシクサ属 Eriocaulon に属する、イトイヌノヒゲ ( 糸犬の髭 ) の
花が咲いています。
コイヌノヒゲの別名があります。
イトイヌノヒゲは、
北海道、本州、四国、九州 ( 奄美大島が南限 ) に分布し、
日当たりのよい水田、湿地などに自生しています。
国外は、ロシア、朝鮮半島、
中国 ( 黒竜江省、遼寧省、他は、江蘇省-浙江省-
江西省-湖南省-広東省ライン以東 )に
分布しています。
学名は、
Eriocaulon decemflorum
です。
シノニムは、
Eriocaulon coreanum
Eriocaulon decemflorum var. coreanum
Eriocaulon decemflorum f. coreanum
Eriocaulon decemflorum f. yoshinoi
Eriocaulon decemflorum var. nipponicum
Eriocaulon nipponicum
Eriocaulon nipponicum var. glaberrimum
Eriocaulon nipponicum f. glaberrimum
Eriocaulon yoshinoi
が、あります。
中国名は长苞谷精草です。
雑草化した実生株 ( 1年草 ) を、寄せ集めました。・・・・・・・・・・・kulifの家にて
拡大しました。
花 ( 頭花 ) の拡大です。
花茎は5稜あり、捩じれています。
上から見ました。
黒いのは雄花の葯です。
総苞片は、先が針のように尖りません。
また、薄いためカールして曲がります。
花が綴化していますが、花に見えず、分岐した総苞片? に見えます。
以前、綴化した花をupしたことがあります。