名古屋の山草クラブの展示会で購入した、タデ科 Polygonaceae
イヌタデ属 Persicaria に属する、イヌタデ ( 犬蓼 ) の花が、
咲いています。
葉に白の斑が入った株です。
イヌタデは一年草の雑草で、
北海道 ( 南千島も含む )、本州、四国、九州 ( 西表島が南限 )
に分布し、
林縁、荒れ地、草地、道端、畑地などに自生しています。
国外では、台湾、中国 ( ほぼ全土 )、朝鮮半島、フィリピン、
インドネシア、マレーシア、ミャンマー、インドに
分布するそうです。
学名は
Persicaria longiseta
です。
シノニムは、
Polygonum caespitosum var. longisetum
Polygonum longisetum
が、あります。
食あたりなどの生薬になっています。
中国名は长鬃蓼です。
中国における生薬としての用途明記は、
見つかりませんでした。
台湾名は、睫穗蓼です。
腸炎、腫れ・痛み止めなど、色々な生薬に
なっているようです。
2013年10月14日に購入した株の実生株です。
あちらこちらで雑草化しています。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・kulifの家にて
拡大しました。
花序の拡大です。
花の拡大です。
横側です。
葉の斑模様です。