ホームセンターで購入した、キョウチクトウ科 Apocynaceae
アデニウム属 ( アデーニュウム属 ) に属し、多肉植物の塊根植物に
分類されるアデニウム オベスム、
その園芸品種で、「天空のバラ」の ‘テンクウノバラ’ の花です。
八重咲き、白い細幅覆輪花です。
‘テンクウノバラ’ は、
生産メーカ有限会社 ジッポーのラベルの商品名ですが、
同社の現在の「サンタクロースのバラ」( 広幅覆輪 ) に近い花です。
アデニウム オベスムの基本種は、
サウジアラビア、イエメンの沿岸に分布し、
砂漠地帯に自生しています。
色々な亜種が、
ソコトラ島、ソマリア、エチオピア、タンザニア、
ボツアナ、ナミビア、アンゴラ、南アフリカなどに
分布しています。
西アフリカ・中央アフリカは、移入種です。
基本種の学名は、
Adenium obesum
シノニムは、
Adenium arabicum
Adenium arboreum
Adenium coetaneum
Adenium honghel
Adenium micranthum
Adenium obesum subsp. socotranum
Adenium obesum subsp. somalense
Adenium socotranum
Adenium somalense
Adenium somalense var. caudatipetalum
Adenium somalense var. crispum
Adenium speciosum
Adenium tricholepis
Cameraria obesa
Nerium obesum
が、あります。
園芸品種の学名は、
Adenium obesum cv.
です。
尚、
アデニウム オベスムの樹液は有毒で、
矢毒や毒流しによる漁獲に使用されています。
このため、アフリカ各地に移入されたようです。
2015年6月10日に購入した株です。
成長が止まった状態になっていますが、久しぶりに咲きました。
しかし、花弁の白い細幅覆輪が、消えてしまいました。・・・・・kulifの家にて
花の横側です。
花の正面ですが、花弁の半数が伸びませんでした。
白覆輪が消えています。