サクラソウの大先輩から頂いた、アカバナ科 Onagraceae
アカバナ属 Epilobium に属する、エゾアカバナ ( 蝦夷赤花 ) の
花が咲き、種子が飛んでいます。
蒴果 ( さくか ) のカールが面白いので、蒴果が弾けるまで待ちました。
エゾアカバナは、
本州中部以北~北海道・南千島に分布し、
低地・山地の湿った草地に自生しています。
国外では樺太・シベリア、西アジア~ヨーロッパ、
北アフリカに分布しています。
尚、
岐阜県・長野県では、絶滅危惧Ⅰ類になっています。
学名は、
Epilobium montanum
です。
シノニムは、
Chamaenerion montanum
Epilobium bonsdorffii
Epilobium glabrum
Epilobium hypericifolium
Epilobium laeve
Epilobium larambergianum
Epilobium montanum f. cordifolium
Epilobium montanum var. thellungianum
Epilobium mutabile
Epilobium nutans
Epilobium ozanonis
Epilobium perramosum
Epilobium radicans
Epilobium sylvaticum
Epilobium sylvaticum var. sessilifolium
Epilobium sylvestre
Epilobium verticillatum
が、あります。
2017年4月25日に頂いた株の実生株です。
雑草化し、あちらこちらの鉢で咲きます。・・・・・・・・・・・・・・・・・kulifの家にて
拡大しました。
花の拡大です。
横側です。
長い子房があります。
蕾も、写しました。
蒴果です。
弾け始めた蒴果の拡大です。
毛の付いた種子が見えます。
弾けて、カールした蒴果です。
飛び散らずに残っている、毛の付いた種子が、
蒴果の片の中央辺りにくっ付いています。
弾けてカールした蒴果は、昔使用した、梱包用の緩衝剤、
木綿 ( モクメンと読み、木毛とも書く ) を思い出します。
葉の拡大です。