千葉県の更新世の斧足類で、二枚貝のイタヤガイ科 Pectinidae
イタヤガイ属 ( ペクテン属 ) Pecten に属する、イタヤガイの亜種、
カズウネイタヤの化石です。
有名な採土場で、初めての採集ですが、上段の採土場です。
芝原バス停の面が下段で、上の池辺りの面が上段で、
その間が中段。
ここでは、普通種です。
シノニム は、
Pecten (Notovola) albicans naganumanus
Pecten (Notovola) naganumana
Pecten (Notovola) naganumanus
Pecten naganumana
Plicatula naganumana
が、あります。
尚、
ナガヌマヌスのナガヌマは、
横浜市栄区長沼町 ( 旧 横浜市戸塚区長沼 ) の
長沼のことです。
学名 Pecten albicans naganumanus
時代 第四紀 更新世 前期～中期 上総層群 市宿層 60～80万年前
産地 千葉県 君津市 市宿
採集日 1998年12月29日
採集者 筆者 kulif
左殻です。
大きな個体です。
内面側です。
殻頂側です。
後耳側です。
腹縁側です。
