石川県の中新世の板鰓類、サメの歯で、ネズミザメ科 Lamnidae、
アオザメ属 ( イスルス属 ) Isurus に属する、プラヌス planus の
歯の化石です。
海岸の断崖を降り、干潮時の波打ち際の表面採集です。
礫岩層の産で、ここでは、やや少ない種類です。
学名 Isurus planus
時代 中期中新世 関野鼻石灰質砂岩層
産地 石川県 志賀町 関野鼻
採集日 2017年3月31日
採集者 筆者 kulif
好きな母岩付きです。
唇側で、奥の方 ( 奥から1~2番目 ) の歯です。
母岩が崩れないよう、薄平タガネを使用して掘り出しています。
3センチ角の母岩に、クリーニングする予定でしたが、放置したままです。
拡大しました。
プラヌスらしく、近心側が急カーブしています。