スーパーの園芸店で購入した、キク科 Asteraceae
ベッリウム属 ( ベリウム属 ) Bellium に属する、
マルバヒナヒメギク ( 丸葉雛姫菊 ) の花が咲いています。
ペビリアン デージー ( Pebilian daisy ) 、
べリウム ベリーディオイデス ( Bellium bellidioides ) などの別名が
あります。
また、マルバヒメヒナギク ( 丸葉姫雛菊 ) の使用も多くあります。
･･･････詳細は、後述
マルバヒナヒメギクは、
地中海にある、イタリアのサルデーニャ島、
フランスのコルス島 ( コルシカ島 )、スペインの
バレアレス諸島の固有種です。( イギリスは、移入種です。)
岩地や牧草地などに自生し、春の終わりに開花し始めるそうです。
学名は、
Bellium bellidioides
です。
シノニムは、
Belliopsis bellidioides
Bellis droserifolia
Bellium bellidioides var. bellidioides
Bellium bellioides
Bellium droseraefolium
Bellium pumilum
が、あります。
和名の調査について、
購入した時は、「姫ヒナ菊」のラベルが付いました。
通常は、スマホで調べてから購入しますが、
調べずに購入しました。
ネットで調べると、
ヒメヒナギク、姫ヒナギク でも、出てきましたが、
学名、交配、育種者、命名に関することは、
一つも見つけられませんでした。
また、ヒナギクの一種のように書いてある資料は、
2件見つけましたが、決定できませんでした。
付いていたラベルの園芸農家に問い合わせしましたが、
親を買ってきて増やしているだけで、素性は知らないとのことで、
購入先も忘れたとのことでした。
2件目も、知らないとのことでした。
ようやく見つけましたが
マルバヒナヒメギクとマルバヒメヒナギクの和名が2つもあり、
困りました。
Netでの使用率を検索すると、
①マルバヒナヒメギクとマルバヒメヒナギクの両方が
使用されているが、後者の方が多い。
②ヒナギクモドキ属 の和名の使用は、1件のみ。
学名記入がなく、写真もありません。
③ヒナギクモドキの和名の使用は、2件のみ。
Bellium bellidioides の学名を使用していますが、
写真はありません。
④ヒナギク属の学名は、Bellium ではなく、Bellis である。
ヒナギク属ではないし、下記のこともあり、
ヒナギクで終わらない、
ヒメギクで終わる、マルバヒナヒメギクとしました。
尚、
花弁が多く、葉形も異なる別種をヒメとヒナを入れ替えた、
マルバヒメヒナギク ( 丸葉姫雛菊 )と、称している資料も
ありました。
2021年4月19日に購入した株で、2023年5月31日に株分けした株です。
まずまずの開花です。･････････････････････････････････kulifの家にて
拡大しました。
花の拡大です。
横側です。
裏側です。
葉の拡大です。
