静岡県の更新世の板鰓類、サメの歯で、メジロザメ科 Carcharhinidae
メジロザメ属 ( カルカリヌス属 ) Carcharhinus に属する、
ハビレの歯の化石です。
ハビレザメと呼ぶ人もいます。
有名な土砂採り場の産です。
地面に穴を掘り、ビニールシートを敷き、簡易のたらいを作り、
入口の水溜まりから水を運び、水篩して採集しました。
普通種です。
シノニムは、
Carcharhinus radamae
Carcharinus altimus ・・・・・・・・・・スペルミス
Carcharinus radamae
Eulamia altima
が、あります。
WoRMSに従いましたが、
Eulamia altima を採用し、
Carcharhinus altimus を
別の呼び方 Alternative combination と
している資料もあります。
現生種です。
学名 Carcharhinus altimus
時代 前期更新世 前期 掛川層群 大日砂層 ( 大日層 )
産地 静岡県 掛川市
採集日 1991年7月28日
採集者 筆者 kulif
上顎歯の舌側です。
唇側です。
近心側です。
歯冠側です。