千葉県の鮮新世のワンソクガイ、腕足動物 Brachiopoda で、
嘴殻綱 Rhynchonellata 穿殻目( ホウズキガイ目・テレブラチュラ目 )
Terebratulida ラクエウス科 ( ラケウス科 ) Laqueidae、
ラクエウス属 Laqueus に属する、ホウズキチョウチンの化石です。
ホオズキチョウチンの別名があります。
潮が引くと現れる岩礁での採集です。
普通種です。
現生種で、生きている化石の一つです。
一般にワンソクガイ ( 腕足貝 ) と言われますが、
腕足動物門で、二枚貝のような軟体動物門ではありません。
分類方法は、最近の3亜門6綱+αとする方法にしました。
また、植物のホオズキではなく、
昔から化石に使用されている、ホウズキを採用しました。
シノニムは、
Laqueus pictus
Laqueus rubellus obessus
Terebratella rubella
Terebratula rubella
が、あります。
学名 Laqueus rubellus
時代 鮮新世 犬吠層群 名洗層
産地 千葉県 銚子市 長崎町 長崎鼻
採集日 2000年5月7日
採集者 筆者 kulif
腕殻側です。
茎殻の茎孔が見えます。
茎殻側です。
後面です。
前面 ( 前縁 ) です。
側面です。