カンアオイの先輩から頂いた、カキノキ科 Ebenaceae
カキノキ属 Diospyros に属する、ロウヤガキ ( 老爺柿 ) の
雄木と雌木の花です。
ロウアガキ (老鴉柿 ) 、ツクバネガキ ( 衝羽根柿 ) とも言います。
ロウヤガキは雌雄異株の渋柿で、
中国 ( 江蘇省、安徽省、江西省、福建省、浙江省に分布 )に
分布しています。
谷沿いにある丘の中腹の疎林、森林に自生しています。
日本へ渡来は、日中戦争の1940年 ( 重慶空襲の年 ) の頃、
京都府立植物園の園長により、持ち帰られたとされています。
学名は、
Diospyros rhombifolia
です。
シノニムは、
ありません。
盆栽、庭木に用いられています。
中国名は老鸦柿で、防水用の柿漆に使用されます。
雄木です。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・kulifの家にて
拡大しました。
更に拡大しました。
雄花が並んでいます。
雄花の拡大です。
下から覗きました。
ヘタ側です。
雌木です。
雌花です。
雌蕊が出ています。
大きなヘタが、4枚あります。
覗きました。
ヘタが3枚の雌花です。
葉の拡大です。