頂いて来た、ガリア科 Garryaceae アオキ属 Aucuba に属する、
アオキ ( 青木 ) で、斑入り品種の花が、咲き残っています。
黄色い斑です。
アオキは、
本州 ( 岩手県以南の暖地 )、四国(徳島県のみ)、
中国地方 ( 島根県ー岡山県ライン以東に分布 ) に分布しています。
常緑の広葉樹林内などに、自生しています。
国外は、朝鮮半島南端部 ( 済州島などの島嶼も含む ) 台湾、
中国の浙江省南部に、分布しています。
学名は、
Aucuba japonica
です。
シノニムは、
Aucuba japonica f. albopunctata
Aucuba japonica f. castaneopedicellata
Aucuba japonica f. castaneoviridescens
Aucuba japonica var. latimaculata
Aucuba japonica var. maculata
Aucuba japonica var. variegata・・・・フイリアオキ
Aucuba japonica f. viridiflora・・・・・・アオバナアオキ
が、あります。
尚、分布に関して、資料が混乱していますが、
徳島県ー岡山県ー島根県ライン以西~沖縄本島は、
2倍体のナンゴクアオキ Aucuba japonica var. ovoidea が、
分布しています。
以前は、ミズキ科、アオキ科になっていました。
中国名は、青木 ( 东瀛珊瑚 ) です。
台湾名は、東瀛珊瑚です。
2018年2月14日に頂いた株です。
アオキは雌雄異株で、この株は、雄株になります。・・・・・・・・kulifの家にて
花序を拡大しました。
雄株は、大きくなります。
雄花の拡大です。
茶色の尖った花弁と、黄色の花粉が付いた雄蕊が4本あります。
中央は、退化した柱頭です。
横側です。
花弁が散って残った、退化した柱頭です。
葉の斑模様です。
別の葉です。