園芸プロの友人が、名古屋で展示会を開催した際に購入した、
ツバキ科 Theaceae ツバキ属 Camellia に属するヤブツバキ ( 藪椿 ) で、
葉に斑が入った園芸品種 、「覆輪一休」の花が、咲いています。
花は、八重咲きで、桃色地に紅の縦絞りが入り、白覆輪になっています。
葉は、黄と薄緑と緑の錦葉ですが、
枝変わりの「錦葉覆輪一休」とは、斑の入り方が異なります。
尚、
「一休」は、
久留米市の民家にあったヤブツバキ ( 藪椿 ) から選別されて、
1970年に命名され、久留米ツバキとも言います。
ヤブツバキは、
本州 ( 青森県以南 )、四国、九州 ( 与那国島以東 ) に
分布し、
国外は、朝鮮半島南部 ( 済州島を含む ) 台湾、
中国の山東省、広西チワン自治区 ? 、四川省 ? に
分布しています。
学名は、
Camellia japonica
です。
シノニムは、
Camellia hozanensis
Camellia japonica f. grosseserrata
Camellia japonica subsp. hortensis
Camellia japonica var. hortensis
Camellia japonica var. hozanensis
Camellia japonica f. lancifolia
Camellia japonica f. leucantha・・・シロバナヤブツバキ
Camellia japonica f. parviflora
Camellia japonica var. spontanea
Camellia tsubakki
Camellia wabiske
Thea nakaii
の他、73件あります。
ヤブツバキの中国名は、
山茶で、花が止血の生薬になっています。
台湾名は、日本山茶です。
2017年5月14日に購入した株です。
たくさん咲き、散り始めました。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・kulifの家にて
花の拡大です。
横側です。
開花が進んで、花芯が見えてきました。
花芯の拡大です。
開花初め、花弁に邪魔されて、
雌蕊は横向き、雄蕊の花糸は曲がっています。
葉の斑模様です。