愛知県原産のキンポウゲ科 Ranunculaceae
セツブンソウ属 Eranthis に属する、セツブンソウ ( 節分草 ) の花が
ようやく咲きだしました。
白花です。
セツブンソウは、日本の固有種で、
栃木県以西~山口県の本州に分布し、
落葉樹下に自生しています。
石灰岩地帯が好きですが、それ以外でも自生しています。
学名は、
Eranthis pinnatifida
です。
シノニムは、
Eranthis byunsanensis
Eranthis byunsanensis f. disepalis
Eranthis byunsanensis var. pungdoensis
Eranthis keiskei
Eranthis pinnatifida f. purpurea
Eranthis pungdoensis
Shibateranthis keiskei
Shibateranthis pinnatifida・・・YListが採用
が、あります。
セツブンソウの標準花について、
白い花弁に見えるのは、花弁状の萼片で、5枚あります。
黄色いのは花弁が変化した蜜腺で、二股に分かれていますが、
その先端は、更に大1頭と小1頭の2頭、計4頭に
分かれているものが、多いようです。
雄蕊の先端には、青色の葯があります。
中央には、薄紫色の雌蕊があります。
2016年3月3日に頂いた株の実生です。
枯れたかと思いましたが、咲いてくれました。・・・・・・・・・・・kulifの家にて
拡大しました。
花の拡大です。
この白花は、
雄蕊の葯と花糸が、青色→白色になり、
雌蕊の花柱が、薄紫色→薄緑色になります。
横側です。