明けましておめでとうございます

    本年もよろしくお願い申し上げます

 

辰年ですが、辰は十二支唯一の架空の動物で、竜が当てられています。

   そこで、同じ竜の文字が使用されている、鳥羽竜を選びました。

 

 

白亜紀の恐竜で、恐竜上目 Dinosauria 竜盤目 Saurischia 

   竜脚下目 Sauropoda のティタノサウルス科 Titanosauridae に属する、

   骨の化石です。

 

   鳥羽竜の骨の欠けらですが、所持品では、一番大きな個体です。

 

 

       ここを発見した友人に教えて頂き、

       海岸へ降り、左手の砂利浜の海の中で拾いました。 

 

       黒い石に入った骨片は、2センチ以下の大きさなら、砂利の中から、

          かなり大量に拾えましたが、今は、どうでしょうか。

 

      ビーチコーミングで、恐竜の化石が拾えるのは、

      日本広しと言えども、 この海岸の確率が一番高いと思います。

 

      ティタノサウルスの歯の化石も、ここで見つかっています。

 

 

 

 

学名                     Titanosauridae  gen. et sp. indet.

時代           白亜紀 前期  松尾層群

産地           三重県 鳥羽市 安楽島町

採集日        1998年4月25日

採集者        筆者  kulif

 

 

 

 

正面です。

   母岩部は薄く、殆どが骨です。

   緻密質と海綿質の両方が見えます。

 

 

拡大しました。

   左端の黒色の薄い所は、母岩です。

   次の茶色部分は緻密質と思われ、

   黒くなった海綿質・白くなった海綿質が続きます。

 

 

更に拡大しました。

 

 

正面の右側です。

   骨組織は出ていません。

 

 

正面の左側です。

 

 

上部を拡大しました。

 

 

正面の上面です。

 

左下を拡大しました。

 

 

正面の下面です。

 

 

拡大しました。

   詰まった海綿質が見えます。

 

 

正面の裏側です。

 

 

右上の拡大です。