岐阜県の中新世の板鰓類、瑞浪層群のサメの歯とエイの歯の化石です。
2009年産の1日分で、2009年の採集品では4回目です。
産地は、g1aです。
1日に採集した歯で、単品と母岩付きで3種3本あります。
1桁で、5本/日以下なので、「今日はダメだった」の日です。
メジロザメ類の sp.1は、1本、
ウシバナトビエイ類は、1本でした。
手帳を見ると、サメの歯の採集は、昼で終了し、
午後は、縄文遺跡へ、矢じり拾いに行きました。
尚、瑞浪層群は、
岐阜県の瑞浪市、恵那市、土岐市、多治見市、可児市、
美濃加茂市、御嵩町、川辺町、八百津町など、
愛知県の瀬戸市、豊田市、犬山市に分布します。
瑞浪市 松ヶ瀬の土岐川にある河原は有名です。
学名 番号なし････････メジロザメ類(カルカリヌス) Carcharhinus sp.1
4･･メジロザメ類(カルカリヌス アカントドン) Carcharhinus acanthodon
7･･･････････ウシバナトビエイ類(リノプテラ) Rhinoptera sp.
時代 前期中新世 後期 瑞浪層群
産地 岐阜県
採集日 2009年
採集者 筆者 kulif
この当時は、採集本数記録アップのため、
欠けた歯でも歯冠があれば、採集・保管していました。
尚、
サメの歯や貝などの種類は、どうでもよいと思いませんし、
訪問者に誤解を与えないため、
できるだけ正しい名前を調べています。
文献はもとより、カラー写真を見て調べます。
名前を知って、化石採集が更に楽しくなるようにしています。
また、採集データも、できるだけ詳しく残しています。
後日、役に立つ化石として残し、ゴミにしないためです。
( 採集日、詳しい場所、採集者名など )
･･Net地図データもミスがありますので、
3社を見ています。
番号なしのメジロザメ類 ( カルカリヌス ) Carcharhinus sp.1の母岩付きです。
上顎歯で、唇側です。
( メジロザメ科、メジロザメ属 の未定種 )
4番のメジロザメ類(カルカリヌス アカントドン)Carcharhinus acanthodon
です。下顎歯で、舌側です。
歯根が欠けています。 ( メジロザメ科、メジロザメ属 )
7番のウシバナトビエイ類 ( リノプテラ ) Rhinoptera sp. の母岩付きです。
中央歯で、舌側です。 ( トビエイ科、ウシバナトビエイ属の未定種 )
歯根板は、摩耗してありません。
