スーパーの園芸部門で購入した食虫植物、サラセニア科 Sarraceniaceae
サラセニア属 Sarracenia に属する、自然交配種のミッチェリアナの花が
咲き終わりました。
ミッチェリアナは、
サラセニア レウコフィラ Sarracenia leucophylla と
サラセニア プルプレア Sarracenia purpurea との自然交配種で、
アメリカのアラバマ州南部~フロリダ州北部に分布し、
湿地帯に自生しています。
学名は、
Sarracenia × mitchelliana
です。
シノニムはありません。
2019年10月27日に購入した株です。
大株に育ちました。株分けしなければ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・kulifの家にて
開花時は、大部分の瓶子葉の先端が茶色く枯れ、みすぼらしいので、
新しい瓶子葉が伸びるのを待って、upしました。
従って、花弁は散っています。
また、花の構造が分かるよう、upしました
上から見ました。
終わった花の拡大です。
上は萼片で、下は雌蕊の傘状花柱です。
中央には、雄蕊の花糸と葯が枯れて、黒く固まっています。
傘状花柱のU字穴から出ていた、
ひらひらした5弁の花弁は、散ってありません。
上から見ました。
3枚の苞片があり、その下から5枚の萼片が出ています。
下から覗きました。
5枚の萼片と
雌蕊の花柱の一部、傘状花柱が見えます。
萼片と傘状花柱の中を覗きました。
中央は雌蕊で、5つに膨らんだ子房があり、
そこから、細長い円筒状の花柱が伸び、傘状花柱に繋がっています。
傘状花柱の内側の先端部を拡大しました。
切れ込みの先には、柱頭が見えます。
ここで受粉します。
拡大しました。
瓶子葉の拡大です。 背面側です。
横側です。
口蓋の内側には、
蜜腺に誘われてきた虫が滑り落ちるよう、逆毛が生えています。











