千葉県の中新世の棘皮動物で、ウニのマンジュウウニ科 Echinolampadidae の
マンジュウウニ属 Echinolampas に属する、
ヨシワラマンジュウウニの化石です。
有名な鋸山の採石場の採集です。
保存状態も大変良く、行けば、まず何個か採集できる化石の一つでした。
そういえば、ここで正月料金で宿泊しましたが、足元を見られ、
ひどい目にあったことを思い出しました。
種類 Echinolampas yoshiwarai
時代 後期中新世 後期 千畑礫岩層 ( 千畑層 )
産地 千葉県 鋸南町 元名
採集日 1998年12月31日
採集者 筆者 kulif
殻上面の花紋側で、下に肛門があります。
殻は、非対称の斜め ( 右上から左下方向 ) と上下方向に潰れています。
花紋 ( 歩帯 ) は、濡らすとよく分かります。
濡らして、歩帯を見やすくしました。
殻下面の口側です。
中央の口は潰れ、下の肛門が見えます。
口と肛門の拡大です。
横側です。
下が肛門です。




