千葉県の中新世の斧足類で、二枚貝のイタヤガイ科 Psammobiidae
マツモリツキヒ属 ( ミヤギペクテン属 ) Miyagipecten に属する、
マツモリツキヒの化石です。
有名な鋸山の採石場での採集です。
この産地では、少ない種類です。
シノニムは、
Chlamys (Miyagipecten) matsumoriensis
Chlamys miyatokoensis matsumoriensis
が、あります。
尚、
マツモリツキヒのマツモリは、
現在の宮城県仙台市泉区の松森のことです。
学名 Miyagipecten matsumoriensis
時代 後期中新世 後期 千畑礫岩層 ( 千畑層 )
産地 千葉県 鋸南町 元名
採集日 1998年12月31日
採集者 筆者 kulif
左殻です。
保存の良いものは採れませんでした。
殻頂側です。
前耳側です。
腹縁側です。