富山県の中新世の斧足類、二枚貝のタマキガイ科 ( ベンケイガイ科 ) Glycymerididae で、
グリキメリス属 ( タマキガイ属 ) Glycymeris に属する、マツモリタマキガイの合弁化石です。
サケが遡上する川の河原での採集です。
密集して多産する、絶滅種です。
シノニムは、ありません。
尚、
マツモリエンシスのマツモリは、
宮城県 七北田村 松森で、現在の仙台市 泉区 松森のことです。
学名 Glycymeris matumoriensis
時代 中期中新世 音川層
産地 富山県 富山市
採集日 2019年10月31日
採集者 筆者 kulif
右殻側です。
大きな個体です。
裏側です。
靱帯面の溝は、∧形ではなく、緩やかなへの字形で、左側に11本、右側に9本あります。
殻頂側です。
前端側です。
腹縁側です。