岐阜県の中新世の板鰓類、サメの歯で、メジロザメ科 Carcharhinidae
メジロザメ属 ( カルカリヌス属 カルチャリヌス属 ) Carcharhinus に属する、
エジャートニ ( エゲルトニ ) egertoni の歯の化石です。
そのa1と同一産地です。
サメの歯やエイの歯の採集で、
殆ど固結してない、貝の密集砂層を水篩します。
ここでは、少ない種類です。
シノニムは、
Carcharhias egertoni
Corax egertoni
Galeocerdo egertoni
Prionodon egertoni
が、あります。
学名 Carcharhinus egertoni
時代 前期中新世 後期 瑞浪層群
産地 岐阜県
採集日 2000年
採集者 筆者 kulif
上顎歯で、舌側です。
エジャートニにしては、幅広の歯で、このような歯はなかなか見ません。
舌側です。
遠心側と近心側の欠刻がはっきりし、
欠刻から咬頭尖までの鋸歯が、一様で小さくなります。
歯冠側です。
遠心側です。
歯根側です。
遠心側の歯根尖は、少し持ち上がっています。