カンアオイの展示会で購入した、アオイ科 Malvales フヨウ属 Hibiscus に属する、
ムクゲ ( 木槿 ) の斑入りが咲いています。
薄黄色の斑が入った葉で、薄いピンク色の八重咲きです。
ムクゲは、中国 ( 江蘇省、安徽省、浙江省、広東省、広西チワン自治区、
雲南省、四川省)に分布しています。
中国資料の内、
上記以外の省にも原産するとする、資料がありますが、
導入地です。
日本へは、奈良時代に、中国からやってきたと言われています。
インドも導入種になっています。
有用植物で、朝鮮半島、台湾の他、世界中に移入されています。
種小名は、中近東のシリアに伝わった株から、記載されました。
学名は、
Hibiscus syriacus
です。
シノニムは、
Althaea frutex
Hibiscus acerifolius
Hibiscus arborescens
Hibiscus chinensis
Hibiscus floridus
Hibiscus rhombifolius
Hibiscus syriacus var. micranthus
Hibiscus syriacus var. syriacus
Ketmia syriaca
Ketmia syrorum
が、あります。
中国名も木槿で、腫物、嘔吐、痰の他など、色々な生薬になるそうです。
また、樹皮から紙を作ったり、
花をハーブティーにしたり、食用にするところもあるとのことです。
剪定して、枝を増やさなければ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・kulif の家にて
花の拡大です。
横側です。
葉の斑模様です。



