隣町のJAのグリーンセンターで購入したハーブで、シソ科 Lamiaceae
ロズマリーヌス属 ( ロスマリヌス属、マンネンロウ属 ) Rosmarinus に
属する、ローズマリー オフィシナリスの園芸品種、
‘ コリングウッド イングラム ’の花が、延々と咲いています。
和名は、マンネンロウ ( 万年蝋、万年郎、中国名の迷迭香の使用 ) が
あります。
園芸品種の別名に、 ‘ コーリンハム イングラム ’ があり、
ウッドローズマリーもあります。
ローズマリーは、地中海沿岸地方原産で、
‘ コリングウッド イングラム ’ は、コルシカ島で見つかり、
変種から園芸品種になりました。
基本種の学名は、
Rosmarinus officinalis
です。
基本種のシノニムは、
Rosmarinus angustifolius
Rosmarinus communis
Rosmarinus flexuosus
Rosmarinus latifolius
Rosmarinus laxiflorus
Rosmarinus officinalis var. angustifolius
Rosmarinus officinalis var. angustissimus
･････コリングウッド イングラム
Rosmarinus officinalis var. latifolius
Rosmarinus officinalis subsp. laxiflorus
Rosmarinus officinalis var. nutans
Rosmarinus officinalis subsp. palaui
Rosmarinus officinalis var. palaui
Rosmarinus officinalis var. prostratus
Rosmarinus officinalis var. rigidus
Rosmarinus palaui
Rosmarinus prostratus
Rosmarinus rigidus
Rosmarinus serotinus
Rosmarinus tenuifolius
Salvia fasciculata
が、あります。
但し、
Kew、YListは、
Salvia rosmarinus を学名として採用し、
Rosmarinus officinalis をシノニムとしています。
WFO Plant Listは、
Salvia rosmarinus と、
Rosmarinus officinalis を別種として、
両方の学名を採用しています。
シノニムもゴチャゴチャで混乱しています。
以上、
学名は、
参考し慣れている、WFO Plant List に従いました。
園芸品種の学名は、
海外では、
Rosmarinus officinalis ‘ Collingwood Ingram ’
ですが、
日本では、
Rosmarinus officinalis ‘ Collingham Ingram ’
が、使用されています。
上述したように、
園芸品種名 ‘ Collingham Ingram ’ は、
海外では、使用されていません。
海外では、‘ Collingwood Ingram ’ が使用されています。
桜で有名なイギリスの植物収集家･鳥類学者･
ローズマリーの変種
Rosmarinus officinalis var. angustissimus の導入者、
コリングウッド イングラム への献名と思われます。
また、
‘ Collingham Ingram ’ のカタカナ呼びは、
ラテン語読みの コリンガム イングラム と、
英語読みと思われる コーリンハム イングラム や
コーリンハイム イングラム が、使用されています。
肉・魚料理・ビネガー・ポプリ・バス・薬用 などに用いられます。
2016年4月19日に購入しましたが、まずまずの開花です。･････kulifの家にて
花序の拡大です。
花の拡大です。
横側です。
