キンポウゲ科 Ranunculaceae セツブンソウ属 Eranthis に属する、
愛知県原産のセツブンソウ ( 節分草 ) の花が、満開になりました。
多弁花 ( 八重咲き ) ですが、1株は奇形花です。
セツブンソウは、日本の固有種で、栃木県以西~山口県の本州に分布し、
落葉樹下に自生しています。
石灰岩地帯が好きですが、それ以外でも自生しています。
学名は、
Eranthis pinnatifida
です。
シノニムは、
Eranthis byunsanensis
Eranthis byunsanensis f. disepalis
Eranthis keiskei
Eranthis pinnatifida f. purpurea
Shibateranthis keiskei
Shibateranthis pinnatifida
が、あります。
セツブンソウの標準花について、
白い花弁に見えるのは、花弁状の萼片で、5枚あります。
黄色いのは花弁が変化した蜜腺で、二股に分かれていますが、
その先端は、更に大1頭と小1頭の2頭、計4頭に分かれているものが
多いようです。
雄蕊の先端には、青色の弾けた葯があります。
中央には、薄紫色の雌蕊があります。
今年は 124年ぶりに、昨日2月2日が節分の日になりましが、
この鉢は、既に満開状態でした。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・kulif の家にて
萼片の数は、8弁と9弁で、1本は、奇形花です。
9弁花の拡大です。
横側です。
奇形花の拡大です。
8弁のうち、苞葉の総苞片のように緑色で分かれ、
一部が白くなった萼片が、左上に1弁あります。
奇形花の萼片を横側から見ました。
左側の苞葉の総苞片に、似ています。
奇形花の裏側です。





