カンアオイの先輩から頂いた正月の縁起植物で、アカネ科 Rubiaceae
アリドオシ属 Damnacanthus に属する、アリドオシ ( 蟻通し ) の実が赤くなりました。
アリドオシは正月の縁起植物ということで、
一両の名のほうが知られていると思います。
白い斑の入った株です。
ツルアリドオシも一両と呼ばれていますが、アリドオシの方が正統です。
アリドオシは、本州 (茨城県・栃木県以西 )、四国、九州 ( 南西諸島を含む ) に分布し、
薄暗い樹林下などに自生しています。
国外では、
台湾、中国 ( 江蘇省-安徽省-湖北省-貴州省-四川省ライン以南 )、
紅島・済州島、インド東北部に分布しています。
学名は、
Damnacanthus indicus
です。
シノニムは、
Canthium gaertneri
Canthium indicum
が、あります。
中国名は虎刺で、痛止めなどの生薬になっています。
台湾名は、伏牛花です。
暗い所に移したためか、たくさんの実が付きました。・・・・・・・・・・・・・・・kulifの家にて
拡大しました。
棘もたくさん出ています。
赤い実の拡大です。
葉の斑模様です。



