愛知県の更新世の腹足類、巻貝のイトカケガイ科 Epitoniidae 、
キリイトカケ属 ( エッリージャ属、エグリジア属 ) Eglisia に属する、
キリイトカケの化石です。
有名な海食崖の下の方のヤツシロガイ層の直下で採集しました。
ここでも、少ない種類で、2個体しか採集していません。
シノニムは、
Eglisia cumingii
Eglisia tricariuata ･･･････綴りミス
Turritella leptomita
が、あります。
尚、
1月17日に、国際地学連合が Chibanian ( チバニアン ) を
認定しましたので、採用しています。
それから、Chibanian の訳は、
文明・文化に関係ないので、千葉時代ではなく、
地学なので、千葉期としています。
学名 Eglisia tricarinata
時代 中期更新世 ( チバニアン 千葉期 ) 渥美層群 豊橋層 約４４万年前
産地 愛知県 田原市 高松町
採集日 2016年10月
採集者 筆者 kulif
殻口側です。
背面側です。
殻頂側です。
前溝側です。
