縄文時代、愛知県瀬戸市のKJ遺跡の石器で、石匙です。

   石匙という名前ですが、
      昔付けられた名前を使用し続けているわけで、
      用途から考えると携帯用ナイフになります。

      刃先部とつまみ部からなり、くびれた所に紐を巻いて、ぶら下げていたかもしれません。
         歯先が片刃になっており、獣の皮剥ぎに丁度良さそうです。
      
   材質は、この地方の土岐砂礫層にたくさん見られる、チャートです。
       
   2003年7月 筆者採集

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正面です。
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刃先部側です。
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つまみ部側から見ました。
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横から見ました。
    下が刃先です。
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