クリオヨの観劇日記 -21ページ目

クリオヨの観劇日記

ミュージカルにはまっています

一番違っていたのはクリスチーヌのの心情描写。四季では2幕のPoint of No Returnの場面でもまだ

心が揺れ動いている感じで、「ここで迷う?」て思っていたが、今日のは、もうその場面ではクリス

チーヌの心はもう完全に怪人からは離れていて全く迷いがない。正直、この方が分かりやすい。

 クリスチーヌ役のMarni Raabが、声の調子が悪かったのか高音がつらそう。1幕の「Phantom of

the Opera」が終わった直後は、ゼイゼイ肩で息をしているのが分かるほど。想像でしかないが、こ

の歌はものすごく体力がいるんだなと改めて思った。
 
 ラウル役のJeremy Hays、力強くてなかなか良い。
SophieやDonnaがふつう目立つ演目だが、今回圧倒的な存在感があったのはTanya役のFelicia Finley

さん。ベッドに飛び込むシーンでは一瞬、体が空中で水平になって止まった様に見えて、え?と思っ

たのだが、滞空時間が長いという事でしょうね。Psyのhorse danceまでやって、暴れまくっていた。

終演後の拍手も一番大きく、みんな同じ思いなんだとなんとなくほっとした。

逆に、Sphie、Donnaは江畑、濱田、樋口さんあたりの方が良かった気がする。

いずれにしろ、とにかく楽しい舞台でした。
劇場に入り、出演者にAnnaleigh Ashfordの名前を見つけて心の中でガッツポーズ。グリンダのYou

tube を見て、ずっと気になっていた人。曲に合わせて、頭をちょっと動かすだけで、吹き出しそう

になってしまう面白さはなんとも言えない。

小さな靴工場が舞台で、少し値段は高いが長持ちする良質の靴を地道に作っていた店が、

社長が亡くなって倒産の危機となり、息子が、おかま向けのブーツを専門の生産を始めるといったス

トーリー。

女性向けのブーツを「男性」の体重のおかまがはけば、どうなるかわかるだろう?なんてセリ

フがやけに説得力があった。脚本が実に見事。最後まで、どうなるんだろう?とドキドキ。しかし、

なんとこれは実話にもとづいているらしい。シンディーローパーの曲が実に楽しい。

工場の従業員役のJennifer Perryも、一見どこにでもいそうなおばさんだが、実にうまい。

Charlieはかなり演技力がいるので、日本なら福士誠治くん?などと思いながら観劇。

もう一人の主役でおかま役がstandbyのTimothy Wareだった。とにかく華があってキレイ。歌は上手

だが、凄い、とまではいかない。

とにかく実に面白い舞台だった。