2009年5月時点では「OCUPインターメディエイト」試験に関する参考書や問題集がありません。

なので、いろいろなUMLの書籍やサイトから自分なりにノートにまとめる学習が必要です。


そこで、インターメディエイト試験に適したオススメ書籍やサイトを紹介します。


書籍


1.UML2.0クイックリファレンス / オライリー


 オススメ度:★★★★★


 この本は小さいカバンにも入るサイズで、ページ数が少ないのがGOODです。

 少ないページ数ですが、しっかりUMLの解説が凝縮されています。


 また、オライリーの書籍は翻訳者がちゃんとした技術を理解せずに訳している事が多く、メチャメチャな解説に

 なっている本が多いですが、この本に関してはそんな事はありません。しっかりした日本語になっています。


 ずっと持っていたいUML書籍です。

 あえて1つ難点を言うなら、UML初心者には向いていない難易度です。

 (少ないページにギュッとまとめているので、初歩の内容は割愛しているのは致し方ないことですが・・・)


 この本は図の表記と共に、その概念がしっかりまとまって書かれています。

 さらっと図を覚えるだけではなく、この本に書いてある図の説明をしっかり読んで理解することが

 インターメディエイト試験では大切です。
 インターメディエイト試験の難易度に一番近い本をあえて挙げるとしたら、この本だと思います。


2.その場でつかえるしっかり学べるUML2.0 / 秀和システム


 オススメ度:★★★★☆


 本のサイズが大きくページ数の多い、UML書籍です。

 持ち歩くには適していませんが、家でしっかり腰を据えて勉強するにはGOODです。


 本の中で「初級」「中級」「上級」が分けられているので、自分の中で、『この図に関してはどの程度の

 理解か?』を図りながら学習できます。


 図が多いのでビジュアル的にUMLを理解しやすいです。

 ただUMLの概念的な部分は情報が乏しい部分が残念です。


 インターメディエイト対策としては、UMLクイックリファレンスの情報が少ない部分は、この本で補うのが

 GOODです。分厚い本だけあって、細かい事まで網羅しています。


3.独習UML 第4版 (CD-ROM付) / 翔泳社


 オススメ度:★★★★☆


 この本も大きくてページ数が多いので、家での勉強用です。


 「その場でつかえるしっかり学べるUML2.0」や「UMLクイックリファレンス」より難易度は低いです。

 「しっかり基礎から学びたい」、「上記2つの本では内容が難しくてわからない」という時はこの本がGOODです。


 正直、この本の難易度でインターメディエイト試験は合格できないと思います。

 特にコンポジット構造図、ステートマシン図はこの本の内容では試験内容をカバーできません。

 図の概要を確認したいときなどの本として考えてください。




これ以外にUMLの本はたくさんあります。

僕個人の意見ですが、この3冊が良本だと思います。


モデリング入門関連の本とかたくさんありますが、あまりオススメしません。

というのは、概念も教えず著者の図の描き方を一方的に読者に押し付ける形になっているからです。

UML図に関しては、人それぞれ仕事が違うのですから、使いたい図も描き方もまちまちだと思います。

だから必要なのは、モデリングの前に基礎だと僕は考えています。


ちなみに、「その場でつかえるしっかり学べるUML2.0」や「独習UML」にもモデリングの手法を解説していますが、

これらの内容はGOODです。しっかりそれより前でUMLに関する基礎を固められるよう書かれています。


サイト


株式会社ストラタジーナム様 プロマネBlog UML中級講座

OCUPインターメディエイトの試験範囲で書かれているブログです。

このサイトの情報が一番試験対策として役に立ちます。

が、2009年5月の時点では、「サイトが移転しました」となっていて、全ブログが読めないのです・・・。

「UMI教育研究所 公式サイトに記事があります」となっているのですが、見ると全部の記事がありません。

たしかストラタジーナム様のサイトでは、全150回くらいまではあったはずなのですが、

UMLIのサイトにはいまのところ第33回目までしかありませんでした。


全記事が揃うことを願って、サイトの内容について触れておきます。


①実は全試験範囲が足りていない

  というのは、インターメディエイト試験範囲には書かれていないものが出題されるからです。

  1つ目が  コンポジット構造図のコラボレーション

  2つ目が  ステートマシン図のプロトコルステートマシン

  です。

  この2点はこのサイトで触れていません。「UMLクイックリファレンス2.0」で内容を補う必要があります。


②メタモデルを理解する

  書籍にはメタモデルについて記述されていません。

  はじめてメタモデルを見たときは、見かたがわからなくて取っ付きづらいのですが、このサイトでは

  メタモデル図の読み方や各メタモデル図の解説が書かれいます。この情報は貴重です。


③けっこう誤植・図のマチガイがある

  全150回近くもあれば当然のことです。

  頭の中で「?」となったら、書籍で確認することをおすすめします。



オススメ勉強法

 冒頭で、「ノートにまとめる」と書きましたが、どのようにまとめるのがオススメかを少しお話します。


 ベースはプロマネBlogと「UMLクイックリファレンス2.0」がオススメです。

 ただこれらは難易度が高めなので、わからない部分があれば「その場でつかえるしっかり学べるUML2.0」や

 「独習UML」でノートに肉付けします。僕はこんな感じのノートを作ってみました。


 kulapiのプログラマー資格ブログ-note


 守秘義務があるので試験詳細は書けませんが、プロマネBlogに記述されている範囲に関しては、

 こちらのブログでもこれから触れてみようと思っています。



実は、ちょっと前まで資格試験って好きじゃなかったんです。

というのは、「資格もっている人が仕事が出来る人じゃない」と思っていたからです。


なので、10代の頃は学校のススメで「第2種情報処理技術者」を取ってから資格は打ち止めにして、

IT系企業に就職しました。


その後は、会社に資格手当てが無いこともあり、資格とは縁の無い社会人生活を送っていたのですが、

ある日、『やっぱり証明できるもの(資格)は取るべきだな・・・』と思わせる事件が・・・。


それは、C++プログラミングのプロジェクトが立ち上がったときの事。

プロジェクトメンバーは皆、Cの経験しかありませんでした。(プロジェクトリーダーを含む)

僕はC++を勉強してはいました。

そこで、僕は

 『じゃあ皆でC++の勉強しましょう!』

と提案したのですが、周囲は

 『C知っているから学ぶ必要は無いよ』

との返答。


まあ、始まれば少しずつ覚えるかな…と思ってその場は深く追求せず・・・。(^_^;)


その次の日、プロジェクトメンバーが

 『オブジェクト指向の本を読んだから、もう完璧だよ』

との話。

『マジっすか? 1日っすか? すごいなぁ』

と返し、プロジェクトが始まりました・・・。


事件が起きたのはそれから数ヵ月後。

担当じゃない箇所のソースを見たら大変なことが起きていました。

こんな感じです。

 ・いたるところで多重継承があり、各構造のつながりが外せなくなっていた。

 ・こちらがカプセル化したメソッドのアクセスに困ったらしく、friend関数を多用していた。

 ・クラスをただの構造体の代わりに使っていた。   などなど


他にもOCPの話をしてみても『?』になっていたり・・・。

全くオブジェクト指向を知りません。一体何の本を読んで自分なりに"習得"としたのか・・・。


このときに口で言っているだけでは、何の証明にもなりゃしない…』と思うようになりました。

「資格もっている人が仕事が出来る人じゃない」かもしれませんが、『証明できるものを持っているに

こした事はない』というのが、今の考え方です。


その後、キャリアアップのために転職をして、またも資格手当ての無い会社にはいますが、

以下の理由で資格試験を受け始めています。

 『勉強した成果、結果を残したい』

 『勉強する心を持ち続けたい』


手当てが出ないのは金銭的にちょっと痛いですが、『キャリアアップの投資に損は無い!』と

考えて頑張ります(‐^▽^‐)