食養生(しょくようじょう)コーチの九楽佳(くらか)です。

食で生きる力を高めると、

スルスル痩せて適正体重に変わり、軽やかな思考も蘇ります。

毎日がより楽しくなり、人間関係、時間、お金、健康、成長の

5つの『楽しい』が叶います。

 

『自分のやりたいこと探し』のお手伝いを、栄養指導も絡めって進めてます。

なぜなら、体調が悪いと

・集中力ない

・ちょっとしたことでイライラする

・行動につながらない

 

上のようなことが多いからです。これは、本人の意思が弱いというより体調不良、栄養不全が前提にあることも多いのです。

ですから、食生活と体の状態をきいて、ちょっとしたことから体調の良くなることを試してもらっています。

 

そうしたクライアントさんの一人の言葉から、『あれっ、そう考えるんだ・・』と私の説明不足に気づいたのでシェアします。

 

『ミネラルサプリ、効くはずないよね!』

このミネラルは、ドクターから処方されたものだそうです。

ここで、二つの分かれ道

 

①有効なサプリと、有効じゃなくても良いサプリ

 

日本は売られているサプリは、食品扱いです。

よって、原料だったときと加工後の成分の違いなど厳密にはチェックする必要がありません。

要するにお菓子と同じ扱いです。それで、良しとされるサプリです。

ミネラルは人の身体に吸収されるためには、イオン化していることが必要ですが、胃腸でイオン化する形のミネラルかどうか?

病院で出されるものは、口に入れる時点で、成分が含まれていることと、イオン化するものであると考えられます。

 

②その人の胃腸の状態によって、ミネラルの吸収率が違う

 

胃酸がしっかり分泌されないと、ミネラルはイオン化しにくいです。

その後、腸で吸収される度合いは、腸の上皮細胞がミネラルを受け付けやすい状態になっているかによって変わってきます。

植物の根っこが、土から養分を吸い上げるのに似たことが小腸、大腸で起きています。

 

ここまでは、物質的な話です。

 

次、効くか効かないかの大きな分かれ道は、ご本人が効くと思っているかどうか?

 

どういうことかというと、栄養からのアプローチは即効性はあまり期待できません。

劇的に変わったら、それは劇的にきくお薬の分野かもしれません。

 

じわっと効くか効かないかの細微な変化と発見する、気づくのはご本人です。

『ちょっと効いたかも?』と思えれば、少しの変化が見落とされ合ずに発見され、増幅していきます。

 

 

今回の場合、この言葉は、この方はイメージ出来ていないのだと思いました。

人間の身体の働きは、細胞の中で起きている化学変化なんだということです。

 

細胞の中で、ビタミンやミネラルが加勢することで、化学変化が次々と起こってエネルギーが産生されていること。

 

これをお伝えしたら、『ミネラルサプリなんて効くはずがない!』とは言わなくなるだろうなあ・・・。

 

お節介ながら、私たちの身体の不思議さ、すごい仕事を日々やってくれていることをお伝えしたくなっている私でした。