スーパーに買い物にいって、『旬の野菜』ってわかりますか?

にんじん、きゃべつ、ジャガイモ…1年中あるので、旬なんてあるの?って感じですよね。


きょうは、旬を見分ける「そういえば!」を3つお伝えします。


その前に、なぜ「旬の野菜」を食べるといいのでしょう?理由は

・栄養価が高い

・美味しい

・値段が安い

です。


【栄養価】の差でいえば、ほうれん草がすごいです。

ほうれん草の旬は冬です。冬のほうれん草は、夏のほうれん草よりビタミンCの量は3倍‼️と圧倒的に多いです。

【美味しい】

例えば、白菜。これも冬の野菜です。煮込んだらトロトロ。白菜レシピを夏にためしても、トロトロになりません。せっかくお料理したのに、あまり美味しくないかも。

【値段が安い】

たくさん採れるのは、旬のとき。たくさん採れるので安くなります。


さて、どうしたら「旬」がわかるか?


①菜の花の季節からの連想


菜の花が咲いているのを見たことがありますか?

4枚の花びらがついて真っ黄色のお花。春、土手などに一面に咲いています。

→菜の花はアブラ菜【アブラナ科】です。→花が咲く前の葉っぱが

・白菜

・キャベツ

・小松菜

なんです。なので、花が咲く前が美味しいので、冬なんです。


②原産地からの連想


これは「知ってる」ことがベースになります。

【トマト】は、アンデスの高地が原産です。乾いていて、寒暖差の激しい場所。そんな場所でゆっくり育ます。

ですので、基本は【夏】の野菜なんですが、日本の夏はダラダラと暑いですよね。ですので、ハウスを使ってジワジワ育てた3月から6月くらいが、旬なんです。


7月にはトマトの株が弱り始め、8月には抜いてしまいます。


③日本列島は、南北に長い


これは変化球です。旬は住んでいる場所によってちがうのです。ですから、九州で旬でも北海道ではまだ!というのは当然ですよね。

ですから、九州産のシンジャガは3月から出回り4月が旬。そして、産地はどんどん北上していきます。

ですから、スーパーに並んでいるのはその産地の旬のものだったりするのです。

にんじんも、季節によって産地が違います。


そんなわけで、大雑把ながら【旬の見分け方】でした。