こんにちは
poです
叔母から電話がありました
「お父さんの命日にお墓にお線香あげに行ったら、花も何もなくてガッカリした」と。私に対してではなく母に対しての言葉なのですが。叔母の気持ちもわかるけど、母の気持ちも分かる。母は70後半で車の免許も返納して、膝も悪く足を引きずって歩いている。だから、一人で雪の中お墓参りは行けなかったと思う。
叔母からしてみれば、まだ亡くなって10年も経っていない父の命日に線香をあげに行かないとは‼️という
気持ちだったのだろう。
父がガンで自宅で看取るには、母なりにとても苦労した。私もモルヒネの交換や、点滴の交換などに実家に通っていた。父がどうしても入院したくないと言い、
私達も在宅でと希望した。
叔母としては、母に言ってまた頭がおかしくなられたら困ると、私に電話してきた訳だが、私も今は頭がおかしいのだ。
私も父の命日を忘れていた。
お父さんは家族みんなが見守る中亡くなった。なくなる瞬間に、弟を探し弟に「ごめんな」とひと言、そして目を閉じた。
しばらくして「ごめんな」の意味は何だったのだろうってみんな考えたが、それぞれ自分に取って都合のいい解釈をしていた。特に母と弟は。
そんなことがあって、気持ちが落ちるというより、叔母達の気持ちも母の気持ちを考えてしまい、結局私が父のお墓参りに母を連れていけば良かったのだと、話していて気がついた。
父はこんな家族をどう思っているのかな。
ごめんねお父さん、お墓参り行かなくて。
明日か明後日は行くから待っていてね。こんな出来事を見ていたら父はなんて言っただろう?多分「放っておけ!」のひと言かな。