結局は・・パワハラタイプ好き?
脳というのはラクしたいものだそうです。決断する、という事は負荷がかかり、実はやりたくないそう。経営などの観点からでも、よく言われる事は、お客さんに選択肢を多く用意すると、嫌がられるので、シンプルに決めやすくしましょう、という事があります。・・といっても人間はわがままで、ちょっとは自分で決めたい所も。それに、そういった問題解決はドーパミンが分泌され快適なものです。なんだか、国の政策ってこの辺りにある様な感じもします。大きい問題はほかっておき(国民が悩み、見たくない問題は公約に入れない)ちょこっとした快楽を与えて、納得してもらう。話代わって、東京や兵庫の知事選、SNSで躍進した方々が見えましたが、お二人ともパワハラが漂っておりましたね。お二人の躍進は、既存の政治不信、フィルターバブルや、オールドメディアは選挙が近づくと、公平性のある内容しか報道できない、などもありますが、結局、世の中、パワハラが好きかも、とも思ってしまいます。後者の方はオールドメディアもSNSも、どちらが正しいか分からない所ですが、パワハラがあったとしても、納得する実績があるので投票した、という方もみえるのがポイントです。相手が萎縮する程の、何かを言いきれるパワー、そこを信じていた方が楽、というのもあると思います。自分で熟慮して、自分で決定する。これが本当に難しい。たとえば、病気を患っている方の中には、自分で考えず、現代医療を信用しきって、病気が悪化している方もみえます。そういった方の中には、医療業界の裏事情をお伝えして、自分で自分に提供された医療の良い所と悪い所を勉強し、ほどほどな所を自分で決めて付き合わないと、あなたの健康は維持できませんよ、とお伝えすると、なんで、そんな事しないといけないんだ、それは医療側の怠慢だ!とご立腹される方もみえました。そして不思議な事に、お医者さんの事は割りと信頼していないのに、何も考えずに、お医者さんのいう通り、という方もいらっしゃいます。医者という権力がある所に何も考えず、ついて行く方が楽、だからでしょうか。これは病気になった時の話ですが、政治でも、ご家庭の親子、夫婦間でも良くある話、と思います。もし、そこから抜け出したい、と思えば、きちんと、未来を見据え、じっくり悩んだ末に選択し、決断する能力をみにつける、これに尽きるのではないでしょうか。なかなか難しい事ですが、私の所に来て下さり、病気が良くなった方々は、こうゆう事ができる様になった方が多いです。悩む為にも正しい情報が必要ですが、では、どこを信用したら良いのか、と結局、悩みが尽きませんけどね。今回は結局は・・パワハラタイプが好き?でした。