画像診断の変化①

 

画像診断の変化①

なかなか取り込みが出来ていなかった検査データの取り込みが終わりました。

少しずつアップしていこうと思います。

悪性リンパ腫の可能性が高いとの事だったので、通常はCTから撮るそうだが、息子は初めからPET-CTを取りました。

入院後の8月10日までの2カ月間でかなり増悪していました。

 

振り返ってみると初診から入院まで2カ月も過ぎていました。

 

リンパ腫って本当に診断に時間がかかるんだなぁ。

 

入院までの間は本人は「別にしんどくない」といっていつも通りの生活を送る事ができました。

 

練習の動画を見ると、少しい動きが悪かったので、きっとしんどかったんだろうな。

 

 



 

画像診断結果 2021年6月10日~8月11日

 

 

画像診断報告書

 

検査日: 2021年06月10日

検査名称: PET-CT

外来

依頼科: 血内科

患者氏名: ●●●●

撮影項目:腫瘍PET-CT

18歲 男

依頼病名: 悪性リンパ腫の疑い

 

病歴サマリ: 右頸部リンパ節腫大あり精査のため紹介。半年前にも脾臓周囲に腫 瘤指摘され、経過観察となっています。

検査目的: 原因検索 放射線診療に伴う被ばくについて説明済。

 

所見

 

#PET-CT1

 

投与時間[11:17:00]、投与量[221]、身長[170]、体重[60]、血糖値[102]

 

<F-18 FDG PET-CT>

 

頭頂部から鼡径部までを撮像。

 

右耳下腺尾側、右副神経域~右鎖骨上、縦隔内の多数の腫大リンパ節に強いFDG集積(SUVmax 6.3)を認めます。

ご指摘の悪性リンパ腫を疑います。

 

ほか、脾臓や骨髄を含めて、明らかな異常集積を認めません。 副脾あり。

 

前縦隔の淡い集積は、胸腺への集積を考えます。 他院CT(2020/12/27) でみられた腹水は消失しています。

 

診断 右頸部-縦隔リンパ節腫大に活動性あり: 悪性リンパ腫の疑い。

 

検査日時: 2021年06月10日15時12分18秒

 

 

画像診断報告書

 

一般撮影

 

患者氏名:●●●●

18歲 男

検査日: 2021年06月22日

外来

検査名称:一般撮影

撮影項目: 胸部 2方向

依頼科: 耳鼻科

 

所見

胸部レントゲン

 

右気管傍線の肥厚や気管右側の縦隔陰影の拡大を認めます。

既知の縦隔リンパ節腫大を疑います。

肺野に活動性病変を認めません。 

心陰影、肺血管陰影に異常を認めません。

 

診断 : 縦隔リンパ節腫大疑い

 

検査日時: 2021年06月22日 10時24分57秒

 

画像診断報告書

 

検查日: 2021年08月11日

 入院

 検查名称: CT

 依頼科: 血内科 病棟: 東10階

 患者氏名:●●●● 

18歲男

機影項目: 胸部単純CT造影なし) [クローズ」

 

依病名: 「細胞性リンパ芽球性リンパ腫/白血病

 

病歴サマリ: 検査目的: 上記に対して当科で化学療法を予定しております。左頸部リンパ節 など新規病変の出現有り、治療開始前の評価をお願いします。

 

特別指示: 放射線診療に伴う被ばくについて説明済。 颈部~骨盤部までお願いします。お忙しいところ強縮ですが8/11午 あるいは8/12午前でお願いできませんでしょうか

 

所見

 

<頸胸部CT>

 

原因検索

 

*PICC留置後。

 

*右優位に両側頸部、鎖骨上窝、肺門、右腋窩、縦隔に多数の腫大リンパ節を認めます。2021/6/10 のPETより増悪。

 

*心囊液貯留あり。

 

*右肺下葉優位に気管支壁の肥厚を認め、右肺縦隔側で小葉間隔壁の肥厚も見られます。前回PET -CTより目立ちます。リンパ腫病変を疑います。

 

*胸水なし。

 

診断

 

悪性リンパ腫治療開始前。 

①頸部、縦隔、肺門、右腋窩の多発リンパ節腫大。前回PETより増悪。 

 

②右肺小葉間隔壁肥厚、気管支血管束の肥厚。前回PETより増悪。

 

③心囊液貯留。前回PETより増加。

 

2021年08月11日13時36分28秒 

 

 

 

 




多分、もう発症していた頃の練習風景