《税金をもらう仕事》


 税金をもらう仕事にもいろいろあります。


◯公務員

◯医療福祉

◯農業などへの補助金

◯公共事業

◯防災のためのリフォームへの補助金

◯起業した人がもらえる補助金

◯ゆるキャラなどの地方PR


 僕の配ってる広報誌では、SNSで求人するビジネスに補助金を与えるという制度が広報されていました。


 僕の配ってる広報誌もようやくデジタル化することになりました。それが普及すればもう配る必要はありません。


 広報誌には市民を便利にするための様々な制度が書いてあります。自分が困ってなくてもそれを利用することで行政の役に立つこともあるので利用しましょう。


 税金が高い国では税金をもらう公共性の高い仕事に就いて稼ぐことが出来ます。スウェーデンでは税金が高いと言われますが、教育福祉の仕事でお金持ちになる人が多いそうです。


 税金が高い国でも不動産の固定資産税が安かったりして家賃収入で稼げる場合もあります。


 香港では税金が安いですが社会福祉は充実しています。なぜなら税率が安くてもお金持ちが多いので一人ひとりが払う税金の絶対的な金額が多いからです。


《働かずにもらえる税金》


◯生活保護

◯遺族年金、障害年金


《節税、納税》


◯ビジネスのコストで税金を控除出来る

◯寄付したら税金の控除が出来る

◯ふるさと納税


 商売人や経営者ならお酒を呑むのを交際費としたり、仕事のための学びや経験をコストとして節税することが出来ます。


 ふるさと納税は納税すると同時に田舎の特産品を消費するのでエコにいいと思います。


 お金持ちは船を買って節税すると同時に転売出来る資産にもします。


 ホリエモンさんはパーマネントトラベラーと言って住所を持たずに常に旅する生活をしています。それによって住民税を払う必要がなくなって、それ以外の税金も一番税金の安い国で払うようにすれば払う税金を最小限に抑えることができるそうです。


 お金持ちは乗り物の中で寝るという話は以前しましたが、パーマネントトラベラーはその究極の形で、どこにも住まないという生き方です。


《税金をもらえない人が稼ぐ方法》


 公務員として税金から給料をもらったり補助金をもらったり生活保護や臨時給付金をもらったりできないとしても、税金によって稼ぐことができます。それは税金をもらった人に何かを売るということです。


《僕の税金》


 僕も税金はあんまり払っていませんでした。長年、障害年金をもらってたし、福祉を利用して税金のお世話になっていました。消費税増税の時期は僕が払った消費税とほぼ同額を給付金としてもらってました。


 最近はようやく所得税が増えましたが、これは国に払います。バイクの税金は市や県に払います。僕は市や県の財政にも貢献しないといけないと思ってました。


 もし不動産を買えば家賃の節約になると同時に固定資産税が市や県に払われます。


《税金の役割》


 税金は儲かってる人や会社から取って、儲からないけど大切なことに使われます。ですが安売り競争、人材不足の現状で税金を取ってるのは問題です。


 税金は節税させるためという面もあります。経費で落とすことで会社のお金が社会に回り景気が良くなります。税金を公共のために使うだけでなく公共のためになることをする人に節税させるということです。


《再分配が必要な訳》


 経済評論家の三橋貴明さんはこんなことを言っていました。


 山村に与えられた税金は防災に使われます。山村では税金だけでは足りず村人の共益費、労働力も使われます。山村に人が住まないと維持費だけがかかり、それは税負担になります。


 日本の土地である以上は、人が住んでいないから災害が起きても構わないという訳にはいきません。


 田んぼを野原に返したとしても利益は生まなくなり、維持費だけがかかり続けます。


 相続とは遺産を売ることじゃなく大切に守ることです。受け継げば資産、受け継がないと負債です。


《効率悪い方がいい理由》


 本来は日本の田舎の特産品が沢山売れたら田舎に税金を使う必要がなくなって逆に田舎が税金を払う側になれるかもしれません。日本人が、安いからと言って輸入品を買うから日本の田舎が維持できなくて仕方なく税金を取ってるんです。


 山村から出るバイオマス燃料は効率が悪いという人もいますが、山村の木くずをバイオマス燃料として使わないとゴミとして処分費用を払う必要があります。


 社会のために大切だけど儲からない仕事もあります。社会のためになる仕事に税金が使われますが、ホントは社会のためになる仕事がビジネスになればいいと思います。税金というのは社会のためになる仕事をしましょうと促すものです。


 民間企業が贅沢品を売るビジネスするのはいいですが、生活必需品とお金を社会に行き渡らせるために必要だからという理由でそういうビジネスをするならビジネスチャンスも行き渡らないといけません。


 ビジネスチャンスが少数の人に集中するという経済は成り立ちません。少数の金持ちが多くの人に売るなら自分も多くの人から買わないといけません。


 売買を通じてビジネスチャンスが社会全体に行き渡れば税金を払う必要はなくなります。


《ベーシックインカムの資金源》


 経済学者のステファニーケルトンさんは、MMTでベーシックインカムを払うというアイデアを提案しました。


 MMTというのは現代貨幣理論、モダンマネーセオリーの略で、国がお金を作る理論です。国がお金を作るのは当たり前ですが、普通はお金は必要に応じて作ります。だけどMMTではお金を作ることによって景気が良くなるから作ろうという考え方をします。


 ベーシックインカムというのは基本収入と言って、いわば国民全員に生活保護を与えるようなものです。


 ベーシックインカムの資金源は、エネルギーの利権から取るとか、社会福祉をなしにしてベーシックインカムだけにするとか言われますが、もっと根本的な解決策があるのを忘れてはいけません。


 それはベーシックインカムをもらった人が買い物して社会にお金が回るということです。

 MMTの目的は、みんなが節約して貯金しようとしてる中で、せっかくある商品が売れない、買いたくてもお金がなくて買えないという潜在需要を失くすためです。

 それが、ベーシックインカムが必要な理由なのでそれを解決しないと意味ありません。


 バーチャルでよく買い物する人にお金を払う仕組みがありますが、税金も同じです。


 税金が社会保障に使われるのは、道徳心のためでもありますが使われたお金がまた買い物という形で企業に戻ってくるためでもあります。国には国民が助け合いの心を持っていてもいなくても国民を助ける義務があります。


 こんなことわざもあります。


道徳なき経済は犯罪である

経済なき道徳は寝言である


《供給過剰の問題》


 今は供給過剰の時代です。


 食品も服も捨てる程あるし、空き家も増えています。ただ今の経済は売買が盛んになってもそういう物が消費されないもったいない構造になっています。


 最近は食料不足と言われますが、不足よりも捨てすぎの問題の方がはるかに大きいです。また人材不足とも言われますが供給過剰な業界なら人材不足になっても問題ないんじゃないかと思います。


 消費者が欲しがるものみんな昔の1/10の労働力で生産できるとすると働く人は10%にいればいいから、残り90%は働く必要なくなって楽になるかといえばそうでもなくて失業に苦しみます。


 単純計算で行けば働く人数が1/10で済むなら労働生産性が10倍に上がったということになります。でも今の経済は生産性が上がれば上がるほど景気が悪くなるという構造になっています。


 そしてそれを補うために贅沢品を売るビジネスを際限なく増やすという考え、そしてそこから税金を取って利益を再分配するという考えがありますが、それには無理があると思います。


 供給過剰な中で物を売るとしたら3つのうちどれかをすることになります。


1.ライバルからお客さんを奪う

2.コストダウンする

3.お客さんにムダ使いさせる


 3つとも人を損させることばかりです。


 供給過剰な時代にはもう物やサービスを作る必要はありません。ビジネス用語では売上のことを生産と呼びますが、そういう言葉の紛らわしさもあります。つまり生産を増やすためには購買力を持った消費者を増やす必要があるということです。


 消費者の欲求が全て満たされ、買わずに自分で手に入れられるようになったらお金が回らなくなるというお金の構造的な問題です。


《僕の税金についてのアイデア》


 僕の小説、アンジュの未来出合い編には分かち合いについてのアイデアを描きました。分かち合いは税金じゃなくて人と人との愛情と感謝のやり取りによってするのが理想だと思いました。無償の愛を与えることが得になり、与えれば与えられるというスピリチュアルの教えです。


 お金を持ってる人から税金を取るんじゃなくて、あり余ってるものや使わないともったいないものを消費します。消費者もお金があるからといって欲しい物何でも消費するんじゃなくて何が世の中であり余ってるかを考えてほしいです。


 供給過剰なので分かち合いが必要だと思いました。働かざるもの食うべからずと言わずに、働かなくてもいいから食べ物を捨てるのをやめて欲しいと思います。


 政府が売れ残り商品などを買い取って貧しい人に分ければいいと思いました。


 僕は昔はこう考えていました。


20代の頃 物やサービスを作るのが貢献

30代の頃 仕事を奪い合うのをやめ、仕事を作って与えると同時に働かないで投資で稼ぐのが貢献


 僕の小説は30代の頃の考えに基づいています。


《僕の理想の税制》


 都会の人が税金をもらって田舎のものを買って田舎の人が税金払うという社会がいいと思います。


 今の利水を巡る政策は田舎対都会の対立という単純構造ではなくなってます。


 僕の理想は水源を税収にすることです。


◯飲料水

◯水力発電

◯農業用水

◯工業用水

◯浄水


などから水道代を取り、水辺でビジネスする人が稼ぎます。


 利水によって稼いだお金を水で遊ぶ人に払います。バーチャルで遊ぶ人にお金を払う仕組みを書きましたが、電波を浴びる位なら水を浴びるということです。


《SDGs》


 CO²削減はどうでもいいと思います。商品1コ当たりのCO²排出の少ないものを大量に売るのは必要ないです。CO²削減は都会で贅沢しながらエコに貢献してるかのように主張する理屈です。


 環境問題には様々な嘘が蔓延しています。


◯日本の割り箸がエコに悪いというのは嘘。

◯田んぼがエコに悪いとされるのも嘘。

◯イルカショーがエコに悪いと言われるのも嘘。

◯捕鯨がエコに悪いというのも嘘。

◯パリコレがエコにいいというのは嘘。

◯電気自動車がエコにいいというのも嘘。


 パリコレを中心としたファッション界の人々がエコに取り組んでいることは高く評価しますが、今現在ファッション界がエコにいいかといえばそんなことはないです。


 最近、学者の間で田んぼからはCO²が出るのでエコに悪いと言われていますが、僕は田んぼは大切なものだと思います。


 日本人のペットボトルがエコに悪いと言われていますが、日本人はちゃんとゴミ箱に捨ててます。欧米の人はガムを道に吐き捨てたりするので、そっちの方がエコに悪いと思います。


 日本的なことがエコに悪いとされがちです。エコに悪いことを正当化するためにホントにエコにいいことをエコに悪いと言ってるだけだと思います。


 パリコレとポリコレが問題です。


S.そんな

D.どうでもいいこと

G.頑張っても

s.しょうがない


 ホントにエコにいいのは国連のSDGsではなく僕の信じてるスピリチュアルの教えアセンションだと思います。アセンションこそホントのSDGsです。


 国連が中心となって目指しているどうでもいい方のSDGsではなく、アセンションの考えを背景とした本当に大切なSDGsとは?


 CO²削減や添加物を減らすといったことは物質で物質を操ろうという発想ですが、スピリチュアルで重視するのはハートです。


 新鮮な野菜と魚を食べて美味しい水を飲みます。水浴び、風浴び、日光浴、森林浴が大切です。


 地球にも心があり人類が平和で豊かな社会を望めば地球が答えてくれます。


 アセンションの教えによれば今の地球は浄化されようとしています。


 例えば、残酷なやり方で飼育していたニワトリの牧場が鳥インフルエンザで営業できなくなったり、エコに悪い海外の大規模農園が砂漠化したりしています。


 一方で日本ではこれから食料難が起こると言われていますが、そのために食品ロスができなくなります。


 これからエコに悪いことが絶対に不可能になり、エコにいいことをしないといけなくなります。


 これは地球の意思であってこれから地球は環境が良くなると信じることが大切です。


つづく