《自由業という働き方》


 自由業つまりフリーランスという生き方もできます。


 自由業が一番経済的に自立してると思います。小さくても自分の会社の社長、一国一城の主です。社長に休みなしですが、仕事に支障がなければいつでも休むことができます。


 僕も便利屋、配達人として独立しています。一人社長の会社です。

 便利屋として人からもらう依頼だけで仕事ができれば定職に就かずに働くことができます。


 僕はクリエイティブな活動もしているので、クリエイティブな活動で仲良くなった人に便利屋の仕事をもらい、便利屋の仕事を依頼してくれた人にイベントなどに来てもらうというやり取りをしています。

 創作活動での名前が未来少年、便利屋としての名前は便利屋たかちゃん。いわば自分とのコラボです。


 自由業者の働き方は公私混同です。

 遊びながら働き、働きながら遊びます。遊びで作った友だちに仕事仲間になってもらったりお客さんになったりもらったりも出来ます。


 誰かと仲良くしましょうと言っても友達を作るのは難しいですが、自由業者として何かを売れば仲良くなれてその上稼げます。


 信頼獲得のために大変な仕事でも最後まで諦めずに完了させたら、安心させて任せられるなと思ってもらえてまた仕事をもらえます。また物を大切にしてると大切なものを預けてもらえて、礼儀正しくしていると人を紹介してもらえます。


 例えば子供が親に弟や妹の世話を頼まれていやいやながら引き受けたとしてもちゃんと最後まで仕事をやり遂げたら、仕事を責任持ってやれると証明できるのでバイトをさせてほしいと交渉できます。


 自由業も同じだと思います。


 赤の他人に1回何かを買ってもらってすぐ関係が終わるんじゃなく、仲良くなって何度もやり取りを続けることができます。


 自由業は助け合いです。ただもらうだけとかあげるだけだと貯金が減るだけでいつまでも続けることができません。だから働いたり売買したりするんです。


 自由業は信頼関係が大切です。善意に頼るけど一方的に助けてもらうだけじゃなく、助けてもらったお蔭でまた自分も人を助けられるという循環が続いていきます。


 お客さんを見つけるためにはまずお客さんの名前を知ること、お客さんをその人の知り合いに紹介してもらうこと、買ってもらったらそのお客さんの名前を覚えておいてまた次の商品が出た時に連絡すること、お客さんに次のお客さんを紹介してもらうことが商売のコツです。


 自由業は人間関係から自由になる仕事じゃなくてむしろ人間関係と関わる仕事です。


◯人に大切な物や人を預ける。

◯大切な仕事を任せる。

◯本音を話す。

◯本音を聞く。

◯悩みを解決する。

◯地元に溶け込む。

◯苦楽を共にする。

◯生き方を教わる。


 など深い信頼関係がないとできないことばかりです。


 大家さんに車で市街地に連れて行ってもらった時、あるお弁当屋さんに寄りました。このお弁当屋さんは大家さんの知り合いでしたが僕のことも知っていました。僕が配達する範囲の会社の人でした。

 僕が配達する時、バイクをその会社の駐車場に置かせてもらえるように交渉して、その代わり仕事で市街地に来た時は僕がお弁当を買うのを約束しました。


 こういう風に自営業者同士助け合うことが出来ます。お互いに買うことを未来メルヘン用語で買い合いと言います。


 僕は大家さんでもある前職の会社の方からの支援で独立しました。独立した後もその会社の方から仕事の依頼をもらったり相談に乗ってもらったりしています。

 雇われのところでも書きましたが脱サラするなら前の会社に役立つ仕事をするという手もあります。前の会社の方に縁を感じて人脈をつなぎ恩返しするという生き方です。


《中田大学で学んだこと》


 中田敦彦さんの中田大学で商売の仕方を学びました。


◯個人で商売するならお客さんは10〜30人いればいい。

◯ナンバーワンになんかならなくていい。オンリーワンにはもっとならなくていい。

◯商品は差別化せず普通でいい。1番よく売れるのは普通の商品。

◯商品の価値は高くなくていい。


 結果よりプロセスが大切です。例えば塾で生徒を志望校に合格させられなくても、教え方が丁寧で、生徒がやる気を出して勉強の楽しさを学んだなら、生徒とその親はそのことに感謝します。


 商品の価値を決めるのは品質じゃなくお客さんの気持ちです。


 消費者の欲求は主に3つです。


1.人間関係

2.お金

3.健康


 リンゴを買うのはダイエットのため、服を買うのは婚活のためという風にお客さんにとっての価値を理解します。


 起業して何かを売るのはチャレンジです。そしてお客さんにとってはそれを買うのもチャレンジということが多いです。


 例えばリンゴを買うにしてもダイエットにチャレンジしてる、英語を習うのもチャレンジです。


 チャレンジする者同士、売り手と買い手が共感し合って応援し合います。そうするとライバルと比べてどっちがいいかなんてどうでも良くなります。


《週末バイト》


 土日祝日に働く側になるという生き方、スキマ時間に働くという手もあります。


 週末農業、週末ヒーロー、週末アイドルという生き方もできます。


 佐賀には週末アイドルというのはいるかは分かりませんが週末ヒーローならいます。


 週末農業というのは節約または食料不足の時のための備えにもなります。エコや健康のためにもいいと思います。最初はお手伝いから始めて季節労働するのもいいです。


 僕も佐賀の山でみかん狩りをしました。


 ワーキングホリデーという働き方もあります。休みの日にビーチに行きそこでドリンクなどを売るというような働き方です。


 旅行中に旅行先でバイトするという手もあります。田舎に行ってそこで畑仕事を手伝うというのもいいかもしれません。


《ネットビジネス》


 人間関係に悩まされたくない場合はネットビジネスするという手があります。


◯文字起こし 手書きの文字や録音された言葉を活字にしてデジタル化します。

◯観光通訳士 日本に来る外国人に観光案内をします。観光案内所は別に通訳も必要ですが、通訳はリモートで自宅にいながらでもできます。


 ネットビジネスといえばメルカリなどでネットショップを開く手があります。


 小説を1作品500円で200人に売れば10万円になります。


 アメブロで、ある占い師が占い師の稼ぎ方を教えていました。

1.占う → 占い料

2.占いを教える → 授業料

3.占いで有名になる → 広告収入


 インスタのメリットは集客、PR、コミュニケーション、オンラインセッション、セミナーが出来ることだそうです。


 ブランディング、コンセプト、商品化、ターゲット、リサーチ、収益化も大事だと言っていました。


《ノマドワーク》


 テレワーク、リモートワーク、ノマドワーク、コワーキングする人もいます。

 ノマドワークで多いのはWebデザイナー、プログラマー、アプリ開発者などです。

 マンガ家で完全にリモートで働いてるという人も知っています。少女マンガ雑誌の連載で佐賀でマンガを描いてるという人です。


 ノマドワークが実現できれば田舎でも働けるし旅しながら旅先で働くということもできます。


《ニッチビジネス》


 ニッチビジネスをするという手もあります。僕が思い付いたニッチビジネスは以下の通りです。


◯司法書士として家系図を作る。

◯猫探しの探偵

などです。


つづく