お母さんの焼いた手のひらほどの大きなクッキーを
私がもらえると思ってたのに
お母さんはそれを
その時の私のお友達にあげてしまったのよ
と、唐突に話す娘
それいつの話
かれこれ20数年前
え?そんなこと今まだ悔しい思い出として抱えてたの
私にとっては、もうすっかり忘れてしまっている
お誕生日会での一コマ
親の何気ない行動が、子供には納得できず
心のどこかで引っ掛かっていることが
あるんだなと知らされたお話
これは私の大反省のエピソードです
親にとってはその時のバタバタした
空気で流してしまった子供のひとこと
だったかもしれないけれど
こどもにとっては
「あ!お母さんは私よりお友達が大事なんだ(´;ω;`)」
と思った瞬間だったかも知れないのです
自己肯定感が高い子どもに
育ってほしいと考えるのであれば
お勉強や習い事に力を入れる前に
しっかり子供の声に耳を傾けるところから
始めましょう