世界が新しくなる今を
ともに見つめるあなたへ
陽射しは強いけれど
風がほんの少しだけ涼しく
感じるようになりました。
猛々しい夏も、いつまでも
とどまるつもりはなさそうです。
前回は、横須賀美術館で
あのタゴールの影響を
受けたという
パワーあふれる日本画に
開放された話でした。
今回はその続きです。
美術館は、絵にひきこまれて
長い時間を立ったままになり
がち。
ふと気づいたら驚くほど
時間が流れていることも
度々です。
それでも、歩数はそれ程では
ないのも、いつものパターン。
美術館にあるアクアマーレで
ひと休みしました。
食事どきを避けたので
並ばないですみました。
海の見える窓側に案内されたのも嬉しかった。
私たちは室内にしましたが
テラス席もあります。
目の前に広がる東京湾が
なによりのごちそう。
青い海を眺めながらいただく
ビールは、美味しさもひとしおです。
コンテナを山積みにした船が、
海をゆっくりと横切っていきました。
あんなに載せられて
船が無理しているのでは?
そんな思いが、ちょっとよぎります。
いや案外と頼りにされて
ハリキッて運んでいるのかもしれません。
青い空と海に、コンテナが映えて、まるで綺麗なパッチワークのようにも見えます。
横須賀美術館のユニークさの
ひとつ屋上広場
ここから眺める海の表情も
魅力的です。
目をそらしたら
スーっと浮かびあがり
ふわりふわりと青い空に
昇っていきそうなチェア
まるで、ここだけ無重力の世界
のよう。
美術館本館のガラス天井に
雲が映り込んでいました。
夏らしい白い雲
寒い冬がきたら懐かしく思うのかもしれません。
美術館に限りませんが、
夢中になって時の流れ方が
違うところへ身を置くのは
とても大切。
心の栄養を取れた日でした。
🌿🌿🌿🌿空からの言葉🌿🌿🌿🌿