昨日も朝からテンテコマイの1日でした。


どの世界も、そしてどの世代にも不義理をしてしまう人はいるようで、昨日は我が社にも朝から「ザ・謝罪」に訪れた人が居りました…。


出社してすぐに「何事か?…いや、きっと何かが起こっている!」と草食動物並みの感性で社内の雰囲気を察し、遠目で会議室を見つめると、私たちにはいつも温和な上司がずっと厳しい顔をして立っています…その先には見知らぬ2人が何度も何度もペコペコしています…。


私如きには事の顛末を語れる情報は分かりませんでしたが、集めた情報から察するにその2人が恩を仇で返す不義理を働いたようです…そして、そのことが発覚したので謝罪に訪れた…とのこと。


このコロナ禍で大変な時に、なんでわざわざそんな行動をしてしまうのだろう…そして謝りに来る程度の覚悟だったら最初からやるなよ〜と思いましたが、2人がどうにか帰った後の社内の雰囲気も最悪…。温和な上司はその後すぐに外出してしまいましたが、なぜか悪い雰囲気は残された人たちも影響されてしまいます…。


霊感の強いお局さまは定時ぴったりに支度を始めた帰り際に「あの2人、きっとこれから嫌なことが起きるわよ。今朝の顔に出ていたもの。いんがおうほう…よね…」と置き土産のような言葉を残して帰宅されたものですから、小心者の私は気になって残業時間も心ここにあらずでした。


いんがおうほう…因果応報…周囲から「不義理を働いた」と言われることをしてしまう人の神経がどうなっているのかは分かりませんが、それだけのことをしなければ対応出来ず、そしてその時は生き残れなかったと思うと2人は残念で、可哀想な人だと思います。


件の上司は日帰り出張だったようで、私が帰る時にお土産の饅頭を持って会社に戻ってきました。その顔は晴れやかで今朝の一件など微塵も感じさせない、いつもの温厚な表情でした。大人の余裕…でしょうか。


今、そのお饅頭2個が目の前にあります…。無意識のうちに気になっていたようで夜中に起きてしまいましたので、2人を忘れるために食べて二度寝しようと思います…いただきます。


では、皆さまも誠実で素敵な1日になりますように…。