こんにちは。
少し自分の今後について解像度が上がってきたような気がするアラサー借金女です。
32年を振り返る、ということで
中学生時代へ。
小学校の時、金管バンドクラブ(学校の部活)に入っていた延長で、
ブラスバンド部に入った。
※この中学は吹奏楽部をブラスバンド部と呼んだ
楽器は小学校の時にも面白そうだと惹かれたトロンボーンという楽器を、また選んだ。
体験入部で一度試奏してみて、
先輩たちが肺活量やら唇の形やらを見て、
適当そうな楽器を選ぶため、
自分が希望する楽器にはならない子もいたが、
わたしは、希望通りトロンボーンになった。
当時は、
上野樹里主演の「スウィングガールズ」が流行っていたので、サックスが人気だった。
この時は、
姉と兄とは違う方向性に行きたかったというのもあって、
運動部だった2人とは違う文化部のブラスバンド部を選んだのだが、
この選択が、大きな分岐点になったように思う。
音楽を好きになってクラシックにはまり
トロンボーンで音大に行くという道は、
おそらく、この選択から、始まった。
とまあ、それはおいおい語らせていただくとして、
今は、借金女の人格形成についてである。
この頃の母校のブラスバンド部は、
なぜか退任した非常勤講師の先生が
週末だけ指導に来るというような
少し変わった指導方法をとっていた。
丁度、
わたし達が3年の代で、新任の先生が居るのにそれはおかしいんじゃないのか!という話になった。
別の中学に転任した非常勤講師が
今いる教員をおしのけて、
吹奏楽部の指導をしている。
今まで居た教員が許していたとしても、、
新しく来る吹奏楽指導のできる音楽教員からすると意味不明な話である。
わたし達が引退するまでは、
吹奏楽指導をできない音楽教員が就いていたため
指導に来ることが許されていたようだが、
新任の教員が吹奏楽の指導ができるとなると、
もう来る必要もない。
と学校側が考えるのは至極当然である。
が、ここで憤慨したのが
その非常勤講師と10年来の付き合いである
OB達だ。
OB達の代は、自分達の5年ほど前まで
全日本吹奏楽コンクール中学生の部で、
地方大会に出るほどであと一歩で全国に行ける!と言われていたようで、
なんでもそれが、非常勤のその先生のおかげだ!と、OBの先輩達は、その先生に非常に入れ込んでいたのだ。
まあ、その気持ちは分からなくはないが、
そもそも週1回しか指導に来ない(来れない時は月1回の時もあった)先生の影響力は、
後に入ってくる新入生には強く及ぶことはなく、
わたし達の頃には、現役生達はOB達ほど、
その先生を神格化してはいなかった。
と、そんな時に、
新しい吹奏楽指導のできる教員が赴任してきたもんだから、
もう現役もOBも、てんやわんやで。
意味も分からず、その非常勤講師を引き止める術はないか、練習時間を削ってまで話し合うようになった。
いや、意味分からないよね。
そこまで、思い入れがあったわけでもない現役生達に
その非常勤講師を引き止めるようにと促すOBもOBだが、
「私が来れなくなってもいいの?」と、話し合いをさせる講師。
その講師を敬うことが当たり前だと刷り込ませようとしてくるのが、恐ろしかった。
なんだこれ、なんの宗教かな、と。
わたしは、ただ、吹奏楽がしたかっただけなのに。
仲間と青春しながら吹奏楽したかっただけだったのに。
なんじゃこりゃ。と。
とまあ、この頃は、先輩も怖いし、
周りに流されといた方が楽だし、
副部長という立場に立たされたし、
その非常勤講師を求めることが良いことなんだろうと、学校側の体制に無駄に反抗していた。
パフォーマンスで。
そう。
周りの大人のやって欲しいことが分かるのが、私の特技だったので、パフォーマンスでその講師を慕っているフリをしていた。
あれは正直しんどかったぜ。
結局は、
その非常勤講師とOB達の身勝手な自尊心と顕示欲に振り回されただけだった。
と、ぐだぐだと揉めに揉めたやり取りの中で、
教員、というか大人達に対する嫌悪感が膨らんでいった。
この辺りから、
周りの大人たち、とりわけ学校の教職員に対して、蔑むような貶めるような感情を抱くようになる。
中学生のわたしが、
「あいつら皆、子供みたいだな」と。
一学年で平均15人は居る吹奏楽部、
全学年で45人。
その中の人間関係にも、うんざりくるものがあったが、さらに、ややこしい外部講師の問題。
中学生同士の、揉め事だけなら、
ここまで人間不信にならなかったように思う。
中学生にして
人付き合いに疲れたわたしは、
その中学の誰も知らない誰も行かないような
学区外の専門学科のある遠い高校に進学する。
そして、
やっぱりトロンボーンが吹きたかったわたしは、
この進学した高校でも、吹奏楽部に入るが、
ここでも、まためんどうくさいことが発生することになる。、
いやぁ、
今日はこの辺にしておきます。
それでは。
読んでいただいた方
ありがとうございます。
また、中学時代のこの話、
深掘って、書いてみようかな。