東京に来た。
これで、東京は何回目だろう。

中学の修学旅行を含めると
もう何十回という数になるかな。
ちゃんと数えてないけど
それくらいは来てるだろう。


今回、大阪に帰るまでだいぶ時間があるが、
カフェで時間を潰すほどの待ち合わせがないので
東京駅丸ノ内駅舎を眺めながら
兼ねてから始めようと思っていたブログを書く。


このブログ、
30超えた女の
今の心境をアウトプットする場所にしたいと思う。
それ故に、見苦しい表現や内容になる可能性のあることを
ここで謝っておきます。
すみません。




まず、今回、
東京に来た理由は、友人Aの好きなタイの俳優の
ファンミーティングに行くためだった。


場所は、東京ではなく千葉某所

1日目にファンミーティングで
2日目に東京をうろうろする予定だった。


まあ、歩いたよね。


ファンミーティング自体は
それなりに楽しめた。
かわいらしい俳優さんのかわいらしい演出だったり
隣り合った知らないファンの方との交流だったり、
普段生活していると経験することのない、
とてもいい体験だったと思う。


問題は、わたしのお財布事情だった。
30もこえて、貯金は0。
仕事もしてない(失業保険受給中)、加えて、
この数ヶ月の廃人化の影響で、
未払いの支払いはたくさん。

(廃人と化した理由を話しだすと
今回の話の趣旨とは離れてしまうので
また次の機会にしようと思う)




そんな折に、なぜファンミーティング参加したのか。



理由は、友人Aが1人で行くのが可哀想と思ったからである。
なんて、しょうもない。


しかも、参加を決めてから、判明したのだが、
その友人A、1人でのファンミ参戦ではなく
すでに共通の友人Bと行くことになっていたのである。


「じゃあ私行くの辞めようかな。お金ないし」


このセルフが、言えなかった、、、!

言えなかった理由は、
「誰も行かないなら行ったってもええで」感を友人Aに気取られたくなかったことと、
何回も誘われてて何回も理由つけて断っていたのでそろそろ申し訳なくなっていたから、
なんだが、、

今回、諭った。



乗り気じゃないことは
しちゃいけないわ。



チケットは家に忘れてタクシーで取りに行く羽目になり、
その出費があって、ギリギリ用意していた2日目の遊ぶ金はなくなり、
友人A、友人Bとは気まずいまま別れる。
そして、今、東京駅を前に、
帰りの夜行バスまでの3時間ちょっとを、
手持ち0円で過ごす苦行に強いられている。


そう、手持ち0円。



思い出してほしい。
貯金0円、であることと、失業中。
失業保険をもらっているとはいえ、
未払いの支払いと税金で、それも0円に。



そう、文字通りの
手持ち0円。



なんだこれ。笑




なにしてんのほんと。



何がしたかったんだろ。ほんと。笑







(夜行バスまで、後2時間ほどになってきた。
もう少しこのブログで心境を語らせてもらう。)




正直、わたし自身、
お金なくてもそれなりに生活を楽しめる自信はある。
持っている本を読めばいいし、道を歩けば、
重要文化財や、歴史的建造物なんかを見るのも楽しい。



今日なんかで言うと、
東京駅丸ノ内駅舎を、
夕方から夜にかけて眺めているだけで、
ロマンを感じる。

とは言え、コーヒーのひとつも買えないのは
なんとも言えないひもじさがあるのは事実。、笑



「楽しい」とは少し違うが、じっと、
姿が変わる駅舎の違いを、見れることに
嬉しさを感じる。



その嬉しさは、母親との思い出が深く関わっているからなんだろうと思う。
いつか見たテレビ番組で、
辰野金吾の設計した「東京駅丸ノ内駅舎」
母親と一緒に見ていた。
たしか、10年ほど前、駅舎が修復されるタイミングで放送されたものだったように思う。


ドームの中の天井にある鷲と干支のレリーフ、
新旧と色の違うレンガ、
当時の小林薫さんのナレーションと共に
見たこの建造物に、美しさを感じたことを覚えている。


「今度見に行こうか」

と言いながら、名建築の紹介をテレビの前で
2人ぼんやり見ていた。

そんな母が、倒れて5ヶ月が経った。
くも膜下出血だった。

幸い、命は助かったものの、
話すことはできない。
私を認識しているかも分からない状態にある。



お母さん、
娘は、東京で今、
一緒に見に来ようと言っていた
「東京駅丸ノ内駅舎」の外景を眺めているよ〜




また話せるようになるのか、
東京に来れるようになるのか分からない。
だけど、また絶対、見に来ようね。





ていうような母親に対する想い、と、
友人Aに対する、少し腑に落ちない感情と少しの謝罪。友人Bに対する謝罪、
今の自分の置かれている状況に対しての諦めと覚悟。













東京駅を眺めながら、

30越え借金まみれ、無職の女は、
ブログをはじめた。













最後に、

Mよ、ごめんね。せっかく楽しみにしていたふぁんみ、最後の最後でぶち壊して申し訳なかった。
悪口と人の不満ばっかり言ってる君に、
素直に謝る気にはなれないんだけど、申し訳なかったとは思ってる。

お金ないのに、なんで来たん?て君は言うでしょうね。その通りだと思う。
けど、ギリギリまで君との関係を壊したくなかったというわたしの考えもあったこと、知っててくれたら嬉しいな。
小学校からの付き合いだから、大事にしたかったけど、今は少し難しいみたいだわ。
君が、誰かの気になるところを陰口してるたび、自分のことも言われてるんだろうな、と思いながら、楽しく過ごすメンタリティは今の私にはない。
誰のことでも気になることがあればすぐ陰口言うから、陰口言う内容とそのもの自体が、君にとってはそんなに大きなことではないんだろうなって、思って今まで受け流せてたけど、
今は、ちょっと受け流す強さ持てないわ。
生活安定させて、借りた金は全部返すから
それまではちょっと距離取らせて。


ごめんね。















金借りてる時点で、くずやん、て思った人。

その通りやと思う。
30越えクズ女の、くそみたいな
心境実況ブログ。



これから更新していきますので、
もし、良ければ寄ってってください。