長く入院しているとスタッフさんの性格が垣間見得てくることがある(私の勝手な憶測ですが)
*患者さんとのコミュニケーションを重視していそうな人
*規則順守をきちんとしている人
*沢山勉強しているなぁという人
*ちゃんと仕事をしているのになぜかおどおどしている人
*患者さんへの対応が臨機応変な人(良い意味で!)
……とかとか
術後五日間は個室となるため
忙しそうな時は無理だけど
其々の方とお話ししてみる
皆さん其々で面白い (本音?と思われ物が飛び出したり)
昨夜、色々な処置の間に
(かなり勉強家と思われるの)看護師さんと少しお話ができた
σ(^_^「この術式を一番始めに行ったDr.と一番始めに受けた患者さんにとても感謝してるんです。その人たちが存在しなければ、今日こうして手術を受けられなかったですよね」
と感謝すると
その看護師さんは(以後NS )
NS「そう言って頂けると……… 北海道での初期の頃の手術成績はとても悪かったと聞いています」 (それって沢山失敗してるってことよね💦)
NS「初期の頃は北大と札医でしか行っていなかったようです」(両方とも国公立)
NS「暫くたってから○○病院北海道では大手)がはじめたらしいですが、やはり悪かったそうです」
当地で始まったのは昭和46年頃とのこと
思いがけず、北海道の人工股関節の歴史を教わった🎵
σ(^_^「今までに沢山の患者さんの失敗が積み上がって、それでも果敢に挑戦したDr. がいて術式が改善されてきて、材料学も研究されて変化して、そして今日執刀してくれた先生、こうやって看護介護してくれる貴方たちのお陰で私は歩けるようになると思ったら、神々しくてありがたいです」
NS「そんなこと考えているんですか?」
σ(^_^「だってその方たちの失敗(=歩けないなる?!)や何回もトライする不屈の精神がなけれは、私は痛みと歩けない状態のままになっていたってことですね」
手術の成功が当たり前の事ではなかった時代の人々
先人たちの沢山の人の努力、苦しみ、悲しみ、探求心、慈愛
そんな上に
今、私は手術の成功を疑うこと無く
この治療を受けている
この時代に
この平和な地域に
生きていることに
ただただ 感謝
ありがたいことです
この両足、大事にしようと思った
10年後にはまた違う術式ができているかもね!
ひょっとすると手術が必要なくなってるかも?