昨日 術前2回目の自己血採取のため病院へ行った


私の血管はクネクネとしていてまっすぐな所が少なく、おまけにとても細いらしい

その為若い頃から、健診や各種検査の時の採血が鬼門だった

数回刺されることや次の日に刺入点に内出血班腫れ痛みが出現するのが私には当たり前のことになっている

10年以上前に献血はやんわりと断られた 




先週の採血時、血管の細さから針が塞がれて血液が流れなくなり210ml取ったところで終了となった


手術に際しては400mlは保存したいとの事で、今週も採血することになった次第


あー、また今週も何回も刺されるのかなぁ と思いながら病院へ 前回は貧血検査の為の採血も含めて5ヶ所刺された


決まりとの事で、また初めに貧血検査用の採血は手の甲から


貧血は問題なく

いざ400mlの採血へ


1回目左腕………断念

2回目右手首の少し上の血管を狙う………やった!血が流れて来た♪♪🎵♪ 皮膚は末端にいくほど痛いらしい

途中血の採取の流れが遅くなってくると、看護師さんがベッド横にしゃがみ込んで刺入針の角度を変える…また流れ込んできた

手を離すと直ぐに塞がれてしまうらしく、看護師さんはその姿勢のままずっと針を押さえていることになった


血の採取速度が遅いので時間がかかっていると、主治医登場。


まだ135mlしか採取できていないのを見て

「鼠蹊部からの採取に切り替えるか?」との提案があったが、鼠蹊部は太くて立派な血管があるとの事・痛いけどね

看護師さんが「このままいけます!」とずっと針を支えてくれた


主治医が隣で「くんさん、もっと怒れ!怒るんだ!!」と言いながら 怒ると血管が拡がるらしい

反対側の腕を摩りながら多分パワーを注入してくれる 忙しいと思うのにずっと付いていてくれた

しゃがんでいる看護師さんは足が痺れて既に感覚がないと言いながらも

「大丈夫よ、くんさん 少しずつだけどちゃんと流れているからね。私絶対にこの手を離さないから」と頑張ってくれている


昨年看護してくれた看護師さんが何人もお顔を見せてくれてエールを送ってくれる


私は怒るどころかありがたくて嬉しくて泣きそうになっていたよ



200ml超えたところで主治医から「出来れば250mlは欲しい。もうちょっと頑張って。」


235mlになった時、計器を見ていた看護師さんが「ずっと止まっています」

針を押さえてくれていた看護師さんが「これ以上針を動かすと血管を破きそうです」


で、前回貯留分が210mlあるため、今回と合わせると400ml以上となり

「ま、十分でしょう」と終了となった。


その後また別の部位の血管から200mlの水分点滴を受け、終わった 今回は計4回刺入



色々あったけど

とても幸せな気持ちになれた日だった


こんなにたくさんの人たちが患者(私)の為に時間を使ってくれて、皆一生懸命で

自分の足が痺れて辛くても最後まで頑張ってくれる看護師さんもいて

大変なのは看護師さんたちなのに私を気遣ってくれる


こんなにプロ根性いっぱいに親身になってくれる人たちがいる病院で手術を受けられる自分は幸せだなぁ って


心が喜びに浸る一日となったよ



彩雲のおかげかな?!

 ↓ 昨日の彩雲