長女の家出 | ごきげんな気分になる暮らし~青森で整理収納~

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キレイに片づいた家がゴールではなく
自分と家族が笑顔で生活をするための手段として
片づいた家づくりを目指しています。

またやらかした長女と話し合い。




選択理論を学び始めて

まだ初心者だけど

こんな時

「怒り」を選択したり

イライラや悲しみに

のみこまれることがなくなり

スゴく自分もラクになりました。





話し合いも

結論が出たわけではありませんが

長女の気持ちを聞けて

その欲求を満たすためには

どちらの方向に気持ちや行いの

「ハンドル」を向けた方がいいのが

意見を言い合いました。




しかし長女は

自分で悪いことしたのに

まだ逆ギレ気分が残っているらしく

「今日は家にいたくないから家出する」と

荷物をリュックに入れてます。





家出先は決まっています。

3㎞離れて暮らすお祖母ちゃんの

マンション。




あたりはもう暗くなり始めた時間帯…




自転車は校則で春休み中は

親の許可がないと乗っちゃだめだし

(家出するのに許可するわけないでしょ?)




「車で送って」

(おいっ!

家出するのに親に乗せてもらうのか?)





歩いていく!

(じゃあ、お母さんも歩く!)

ちょっと距離をおいて

長女に合わせて歩いたりダッシュしたり

家の周りをウロウロ…

この段階で長女

もう笑っているんですけどね…




突然「バスで行く」とバス停にダッシュ!

(さすがに私、ビックリ)




あわてて家からバックをもってバス停へ。




「離れて座ってよ!」なんて言って…

一緒に乗るのはオッケーなんだ( ´∀`)

私、ちょっと嬉しい。




バスに乗るのって何年ぶり?

いや何十年ぶり?




久しぶりのバスは

車体が低くなっている。

乗車券のサイズが小さくなっている。

先頭にある賃金が表示されている

電工掲示板(?)みたいなのが

数字が大きくなって見やすくなっている。

その変化にテンションが上がります。




お祖母ちゃんのマンションを行き過ぎて

駅に近いバス停で下りた長女。

細い裏道を通ったりして

私を"まく"つもりかな、なんて考えて

後をついていったら

走ったかと思えば立ち止まったりして…

逃げているのかと思っていたけど

どうやら夜道で私が見失わないように

ある程度離れたら待っていたみたい。





遠回りして裏道を通ったのも

後から聞くと

お祖母ちゃんちに遊びに行った時

冒険気分でこの辺を歩いて

面白い裏道があったから

私に見せたかったらしいです。





そうやってお祖母ちゃんの家に到着。

いきなりの娘と孫の訪問に

お祖母ちゃんはビックリ!




「親の許可がないと泊まれません」と言われ

まあ、この段階で長女も家出というより

「いつもとはちょっと違う」おでかけ気分に

切り替わっていたらしく

素直にお祖母ちゃんにバイバイし

帰ることへ。




目的のバスが来るまで30分

バス停で待って身体は冷えまくり。

帰りのバスも

もちろん離れて座りましたよ。




長女の家出に付き合って…

と、いうより後をついていったんですが

結果的には

久しぶりにバスを体験したり

知らなかった裏道を通ったり…

市内なのに旅した気分。

まして夕暮れから夜にかけての

時間帯だったので

ライトやネオンもあり

暗くなっていく道を

相手の気配を感じながら歩いたり…

ノスタルジックな雰囲気で

楽しい時間になりました。





まだ長女がやらかしたことに対して

話し合いが途中だし

効果的な対処法は何なのか

手探りの状態なので

100%楽しいのではないのですが

以前の私だったら

今頃、家の中は

もっと険悪な雰囲気で

疲れきっていただろうな、と

思います。

それだけエネルギーを使っても

結果的には解決になっていないんですが…

当時はそれしか知らなかったんですよね。





今日は彼女の

「ハンドル」を向ける方向を探す旅に

出たいと思います。