春、ケアするべきは腸と副腎。副腎疲労について。 | 静岡県浜松市 便秘、過敏性腸症候群 腸セラピー kukka puutarha (クッカプータルハ)

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浜松市の腸もみ(インテスタージュ®トリートメント)
専門のサロンです。
慢性の便秘、過敏性腸症候群、アレルギーや婦人科系疾患など、ご相談ください。
分子栄養学も取り入れた栄養アドバイスをしています。

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春は花粉症、新しい生活環境、気温の変化など、ストレスを感じやすい季節です。

前回の記事リーキーガット症候群の治し方 で少し触れた副腎疲労について。

副腎は腎臓にちょこんとくっついていて、「腎臓なんじゃない?」って思われがちですが、まったく違います。

副腎はホルモンを作る場所です。

副腎皮質、副腎髄質の2層になっており、副腎皮質からは、コルチゾール、アルドステロン、DHEAなど。
副腎髄質からは、ご存知アドレナリン、ノルアドレナリン、ドーパミンなどを分泌しています。

花粉症について言うと、リーキーガット症候群が原因で花粉が血液の中に入ってしまうと免疫細胞が異物とみなし攻撃します。
攻撃して外に出そうとするのが炎症となります。

その炎症を抑える為に分泌されるのが副腎が作るコルチゾールです。

ただ、このコルチゾール、ストレスによる炎症にも駆り出されているのです。

人はストレスがかかると体内に炎症物質が発生します。
少量の炎症物質は免疫活性の為にも必要なのですが、多過ぎてコルチゾールが処理しきれなくなると、あちこちで病気の原因となります。

その為、ストレスが多い生活をしていたり、リーキーガット症候群で腸に炎症がある場合、コルチゾールはそっちの対応で大忙し!花粉なんて死ぬわけじゃないから後にしてくれ!と放置してしまうのです。

それで、炎症が抑えられずに鼻水や目のかゆみ、くしゃみが止まらなくなるのです。



特に春は生活環境の変化の大きい時です。

進学、進級、移動、転職、引越し

慣れない環境で、ストレスがかかります。

気温の変化も大きく、体にかかるストレスも大きい時期。

コルチゾール分泌で副腎は大忙しの季節です!

そして副腎が疲労するとどうなるかと言うと・・・


☑ 疲れがとれない


☑ 夜なかなか寝付けない


☑ 記憶力、集中力が低下する


☑ アレルギーがひどくなる


☑ 日中眠くなる


☑ 甘いもの、コーヒーがやめらられない


☑ 立ちくらみがする


☑ 気持ちが落ち込む


☑ 生理前に頭痛やイライラ、下腹部の痛み、体のむくみがある


ひとつでも当てはまったら副腎疲労の疑いありです。

このような症状がひどく、病院に行って検査をしても、特に異常はないと診断された場合、「ストレスですね」で片づけられてしまいます。

そして心療内科や精神科へ行き、うつ病と診断されてしまう方は少なくないのです。

5月病なんかも同じでしょうね。

本当は副腎疲労なのに!

日本では、副腎疲労を疑ってくれる医療機関が少ないのが現状です。

もし上記の症状がいくつか当てはまっていたら、まずは食事で自分でケアしてみて下さい。


副腎のケア方法はリーキーガット症候群と同じです。

前回の記事をご参考に!!


そして、副腎疲労を治す為には、土台となっている腸を治さないといけないと言うことをお忘れなく。


腸もみも炎症を抑える為にはとても良いケア方法のひとつです。

1人ではなかなか食事を変えられない方にはぴったりです。
お一人お一人に合ったご提案を致します。