ECCジュニア東郷町春木台教室 講師の壁谷です
国際化・グローバル化はすでに定着しつつあり、
英語は人気習い事ランキングの上位３位を占めています。
ですが、日本で中学からの「英語の義務教育」はすでに
1960年に始まっていて、
実に63年が経過していることになります。
じいじ・ばあば・パパ・ママ、どうですか？
英語、話せますか？
実は、ヨーロッパの人や、特にフィリピンの人は
英語が母国語でないにも関わらす
全く不自由なく英語が話せています。
彼らに理由を聞くと、「学校で習ったから」と
当たり前のように答えます。
日本でも、中学・高校・大学と１０年間は英語を
学習しているのに、海外旅行で、飛行機で注文する時や
入国審査で質問される時になかなか通じない、緊張しまくりで
ほとんど話せない、なんてことはないですか？
日本人の英語力が伸びない最大の理由は、その国土のせいです。
日本は大陸ではない、どの国とも国境を接していない島国です。
そのため、異なる民族との争いや関わりがほとんどないまま
建国から2000年以上が経ったことになります。
日本人同士、日本語のみの交流を長年続けた結果、
日本語以外の言語に触れる機会が全くなかったのです。
これに対して大陸の国々は常に国境が変わり、民族が
交わりあい、多言語がミックスしています。
多言語を話すことに抵抗がないのです。
当然、英語を話す人に会えば英語を話す機会も生まれ、
英語が上達していきます
学校で習った英語を「実践できる場」が出来上がっているのです
残念ながら、日本では、外国人は住んでいても、
別々のコミュニティで生活しているため、私たちが英語を
「実践する場」がほとんどありません
これが日本人が英語が上達しない最大の理由だと思っています。
英語は使って初めて身に付きます。
知識は使わなければすぐに忘れてしまいます。
｢not A but also B」や、３単元のSだけ覚えていても
使える状態になっていないと意味がないのです
ぜひ、実践の場を意識的に作り出すようにして下さいね
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