★こんにちは!本当……油断すると、すぐに半月以上経ってしまいます…(^^; このお話は……風っこのあの方目線のお話になります!誰かな?すぐわかります♪何となく浮かんだお話で……また吐き出しとかないと、今、書いてるお話の妨げになるな~…と思ったんで、投稿することにしました…1話完結です…m(_ _)m










 胎内記憶…


なんてものがあるらしいね…


母親のお腹の中での記憶…2~3歳くらいまで覚えている人が稀にいるらしいけど……


じゃあ、それよりもっと前の記憶は…?


所謂、生まれ変わる前の記憶ってやつですね…


たいていの人は、そんなの覚えてないだろうし…


生まれ変わる前が人間だったとは限らない…


それに、生まれ変わりなんて、ないと思ってる人が大半かな…


俺も、ずっとそう思っていたし、それ以前に、生まれ変わりなんて考えたこともなかった…


俺は俺…じゃん?



でもね……



生まれ変わりは、あるんですよ…



いつも、いつも……



生まれ変わる以前の記憶を思い出すのは……



ある2人がキッカケとなる…


 
 出会うのは、どちらか1人が先だったり、2人同時だったり…その時々で違う…



出会う順番は前後するけど、この2人とは必ずどの人生でも出会う…



確か……



今の…前の前世は…



2人は、成瀬領…鈴木太陽だった…



前世で2人は、弁護士と依頼者だった…


俺は、成瀬先生の事務所で事務員をしていた…



そして、この2人のどちらかに俺は惹かれるんだ…


この時は、成瀬先生に片想いをしていた…



でも……



俺が想い人…この2人のどちらかと、結ばれることはない…



どんなに頑張ろうと…必死に振り向かせようとしても……



何かしらの間違いで、つき合うことが出来たとしても…



2人が出会えば……



必然的に惹かれ合うのだから…



それは、間違いで終わるんだ……



だから、2人と出会ったら、友人や知り合いのままでいるのが正解なんですよ…



「二宮和也ていうの?」


「はい、ニノでいいですよ」


「そうなんだ、僕は大野智、よろしくね」


「大野先輩…でいいですか?」


「んふふ…先輩はやめてよ~同い年でしょ」


「でも、ここでは先輩ですよね…」


「関係ないから、そんなの」


「じゃあ…大ちゃん…でいいですか?」


「いいよ~…ニノ♪」


今回は、大野智くんですか…



相変わらず可愛いんですね…



同じバイト先で知り合うんですね…



年齢は、今回は近いみたいですね…



大野智くんと出会ったということは、もう1人とも近々、出会うのでしょうね…

 
「もう1人、新しいバイト君、来るはずなんだけどな…」


「そうなんですね…」


「櫻井翔くんて、言うらしいんだけど…」



もしかして……その櫻井翔さんが、もう1人の…?



…さっそくですか?



コンコン!


「はぁい、どうぞ!」



ガチャ…



「失礼します!遅れてすいません!」



「まだ、時間前だから大丈夫です…よ…」




あ……!




「「…………………………!?」」



やっぱり、今回も……ですか…!



2人の……



初対面の時……



まさに、今、この瞬間……



2人はお互いに一目惚れしてるんですよね……



俺は……



どこかの前世で……



この2人に何かしたのだろうか…


惹かれ合う2人を無理矢理、引き裂いたとか…?


なぜか、俺は……


新たな人生を歩む時……


必ず、この2人と出会って……


初めて出会った瞬間に、この2人が惹かれ合う瞬間に…



毎回、立ち会うことになる…



前世で犯した罪の、罰なのだろうか……



ああ…



ほらね、もう2人はお互いしか見てなくて、俺の存在はどこへやら…ですよ…



そして……



この2人と出会ったということは……



あと、2人も間もなく…?



「新人さん、来たね!」


「松本店長…おはようございます」


「おはよう」


「おはようございます!」


「おはようございます」



出た!



この人は、前世は確か、道明寺司て名前で俺の弟だったよな…



現世では、バイト先の店長さんなのか…



もう1人…


出会うはずなんだけど…



さすがに、その人も同じバイト先な訳ないか……



その後、お店が開店して……



「いらっしゃいませ、何名様ですか?」


「あ、1人ですっ」



あっ……!



もう1人、来た!



俺が一番最初に接客した、この人が……



「「……………………!?」」



現世での……



俺の運命の相手……



「あ、お、俺、相葉雅紀ていいます!」



「はい…」



今回は、相葉雅紀ていうんですね…



「俺、たぶん…キミの運命の相手ですっ…!」



「…っ…」



ああ……前世もそんな感じでしたね…



デジャブ感、半端ない…



あなたが、俺の運命の相手なんですよね…




……知ってます(笑)




今回は、5人揃うの、早かったですね…!



前世も……



その前の前世も……



この5人は、近しい間柄なんですよね…




輪廻転生ってやつなんでしょうね…



何の因果かは分かりませんが……



ずっと……



この先も……



また、生まれ変わったとしても……




この5人は、出会うべくして出会うのでしょうね…



現世は……




どうなるのでしょうね…



ああ、とりあえず……



俺の運命の相手を…



席に案内しないとですね…



「こちらへどうぞ」



「はいっ」












END