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  デザイン学校を卒業して、念願のイラストレーターになったのは いいけど…

たまに 本の挿絵や広告のポスターの依頼があるくらいで、なかなか これ1本では まだ食べていけそうにない…

そんな時 友人の相葉ちゃんが、近々 カフェをオープンするらしく、


「暇なら、手伝ってよ」って…

…暇…だけども…!

お店が 軌道に乗るまで…

なんなら、シフトは融通きかせるから、続けてくれても いいよって…

イラストレーターだけでは、まだまだだから、何か バイトでもしようと思ってたから 助かるけど…

カフェは、レジでオーダーを聞き、隣のカウンターで渡す よくあるスタイル

てか、調理の方が良かったのに…キッチンはもお 松本くんが いるからって…僕は 接客になってしまった…

友人ならわかるでしょ?僕が 接客 苦手なの…

なのに、相葉ちゃんは ニコニコして、


「大ちゃんなら 大丈夫!」


…何を根拠に そんなこと 言うんだよ…

あとさ…この メニューの端っこの…

『笑顔 無料』って、何なの?

これさ、某ハンバーガー店が 昔 やってたやつでしょ?

中学生の時に 友達と頼んでみたことあるよ…

今は 無くなったのかな…

何コレ?って言ったら、とりあえずお試しでって… これ、『笑顔 無料』…需要あるの?

てか、メニューの端に小さく表示されてるだけだから…案外 気づかれないかもだけど…

もし…もしもだよ…

もし この 笑顔 頼まれたら…

僕…上手く 笑える?



今日は、カフェのオープン日…


緊張しながらも、お客さんのオーダーを受けていく…

今のところ 無料の笑顔を 頼む人は いない…

てか、やっぱり 表示 小さいし…気づいてないのかもね…♪

このまま… 誰も 気づかないでね…!


う~…やっぱり、緊張するぅ…

僕、顔 ひきつってないよね……(^^;


ただでさえ、オープン初日で 緊張するのに…


今、目の前に立って、どれにしようかな…って言ってる このイケメンくんを前にしたら…

緊張感が 増してきたっ💦

この人… 凄く かっこ良くない…?

ビシッとスーツ着て…僕より 少し 年上かなぁ…

目、大きいなぁ… 唇も ふっくらしてて…

キスしたら…柔らかくて気持ちいいんだろうなぁ…

って!何 考えてるの、僕はっ…/////


「おっ… お決まり…でしゅか…?」


う…噛んだぁ…/////


「え、…っと…」


あれ?何か このイケメンお兄さんも 少し緊張気味?


「カフェラテと… 」

「はい…」

「この… 笑顔…を ください」

「へ?あっ… はいっ」


嘘っ… 笑顔 無料、気づいたっ…

しかも 笑顔 頼まれたよ~…

てか、僕の?で いいの?


カフェラテを渡す時に 笑ってみる…

上手く…笑えてないよね…

それに、絶対 今 赤面してる~…/////

そしたら…


アイドル級の笑顔で、


「ありがとう!」


と返ってきて…


(キュン!)


としてしまった…/////


レジにお客さんが 並んでない時に…


カウンター席で 飲んでる イケメンお兄さんを チラチラ見てしまう…


やっぱり…カッコいい…


あれ?

何か、やたら 目が合うな…

僕、お兄さんのこと…見すぎ…?/////

だって… つい…目が 追ってしまうんだもんっ…



お店から お兄さんが出ていく時、


「ありがとうございました」て言ったら、

「また来ます」って…♪


また…来てくれるんだ…


それから…


イケメンお兄さんは 頻繁にお店に来てくれるようになった…


名前もわかったんだ


さくらいさん…


一度、職場の先輩かな…一緒に来てて、お兄さんのこと 『さくらい』って呼んでた


桜井さんかな…もしかして 櫻井さん…?


あ、今日も来てくれた♪


「いらっしゃいませ♪」

「こんにちは!また来ちゃいました♪」


いつでも ウェルカムですよ♪♪


「カフェラテで いいですか?」

「はい♪笑顔も お願いできますか?(笑)」

「はい、少々 お待ちください」


さくらいさんは、もお 何度も来てくれてて、毎回 カフェラテを頼むから、最近は こんな風に話せるように なってきた

さすがに緊張は しなくなったけど…内心 ドキドキは してる…


「カフェラテお待たせしましたぁ」


ニコッと笑って 商品を お渡しする


「ありがとう!」


そして、また アイドル級の 素敵な笑顔を返してくれる…


ここのところ…この さくらいさんとの このやり取りが…


僕の小さな幸せ…🍀



数日後、イラストの仕事の依頼で、少し 大きいのが 入り、お店を 休むことになる…

仕事は嬉しいけど…あの人に 会えない…



1週間、お店を お休みした


仕事はきちんと終わらせ、相葉ちゃんにも また明日から 出れますって連絡する


『大ちゃんのこと…辞めちゃったの?て心配してるお客さんが いたよ』

「え…誰?」

『名前、聞いてない…スーツのイケメンだったよ♪』


もしかして、さくらいさんとか…?

…そんな訳ないか…

でも…スーツのイケメンて…さくらいさん以外に思い浮かばないけど…/////


電話を切って 時間を見ると もお夕方で…


お腹空いたな…

仕事に集中してて…今日 何にも 食べてなかったな…

今日は スーパーのお惣菜でいいか… ご飯だけ 炊いとこ…


バイト先のカフェの近くのスーパーに向かう



「「あっ!」」


カフェの傍の 歩道で さくらいさんと偶然 会う


「大野くん?」

「えっ…僕の名前…」

「うん、店で名札してたよね(笑)」

「あっ…そか…」


そうだった…


「お店、休んでた?」

「はい、でも また明日から入ります」

「そっか、良かった!」

「えっ…」

「あ~…のさ、初めて 俺、あのカフェに入った時、大野くんに 笑顔 頼んだんだけど…」

「あ…覚えてます!あの日、僕 バイト初日で ガチガチに緊張してて…」

「俺も…あの日、初めてのプレゼンで 緊張しててさ…コーヒーでも飲んで 落ち着こうって、あのカフェに入ったんだよね…」

「ああ…少し 緊張されてましたよね…?」

「あ、バレてた?(笑)」

「んふふ…うん…」

「でも…あの時、もっと緊張してる 大野くん見たら…少し緊張が解れて…」

「そおなんですか…?」

「うん…それに あの無料の笑顔…(笑)」

「あ…僕、顔 ひきつってましたよね…」

「いや…俺は あの笑顔で 気持ちが解れて…その後の プレゼンも落ち着いて 出来たからさ…」


そおだったんだ… 僕の…笑顔で…

何か…嬉しい…/////


「僕の…笑顔で良ければ いつでも…♪」

「じゃあ、また お願いします!」

「んふふ…はいっ」

「あ、引き留めて すいません!」

「ううん、こちらこそ」

「じゃあ、また明日、お店に行きますね!」

「はい、お待ちしてます♪」


ペコリと頭を下げて さくらいさんは駅の方に歩きだした

その後ろ姿を見送りながら…

心の中で… 叫ぶ


さくらいさん、好きです!


なんてね…/////


口に出してないのに…顔が 熱いっ💦


あ…!


さくらいさんが、くるっと 振り向いて…


僕が まだ見てたのに 気づいたのか…


こっちの方に 向かって 戻ってきた…


慌てて、ペコンと 頭を下げて、さくらいさんに背を向けて スーパーに向かおうとしたら…


「大野くん!」


さくらいさんに呼ばれ…


僕は 立ち止まって、ゆっくり振り向いた…




◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇



       💛二宮和也様💛 


ニノちゃん、お誕生日おめでとうございます♪


全然 見えないけど、39才なんですね~w


本当、肌も ツルスベでさ~…羨ましいったらw


嵐さんは、みんな 年 取らないよね…


智くんは 童顔だし…たぶん そんな変わってないと思うんだよなぁ…


翔ちゃんは 若返ってるし…


相葉ちゃんも あんまり 変わらないしね…


松潤も 若いけどね♪でも、嵐さんの中では、1番年下だけど、大人っぽく見えるかなぁ♪


あ…ニノちゃんのお誕生日でしたね…(^^;


改めまして、ニノちゃん♪


お誕生日、おめでとうございます❗


いつまでも 可愛い可愛い ニノで いてね🎵