★このお話は リアル設定です…すいません…いつ書いたのか 覚えてないです…放置してあったの 投稿させてください…m(__)m



◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇



〈S〉


  {速報です!嵐の大野智さんと松本潤さんの結婚が決まったもようです!繰り返します!嵐の大野智さんと松本潤さんの…}


は?


な…に…?


智くんと… 松潤が… 何… 結婚!?


聞いてねえよ!


てか、何?えっ?


あれか!


2人 同時にって やつだろ?


相手は、別々で いるんだよな?


そうだよ!そうに決まってる!


テレビのチャンネルを変えてみる


{速報ニュースです!嵐の大野智さんと松本潤さんがパートナーシップを結ばれたようです!}


どこのチャンネルも 二人の事を 取り上げている…


何だ コレ…


嘘…だろ…


何で、何も…何も聞いてない…


ピコン、ピコン、ピコンと


嵐のグループLINEが 騒がしくなる


〔おめでとう!リーダー、松潤!}

〔二人とも おめでとうございます♪〕

〔ありがとお🍀〕

〔ありがとうね!ちょっと照れるね〕

〔お祝いしよ!お祝い!〕

〔いいですね♪〕


何で… こんな普通に 受け入れてんの…?


おめでとうなんて… 


俺…


何でだよ…!


智くんっ…


松潤と 一緒になれるんなら…


俺とでも 良かったじゃんっ…


貴方が ダメだって 言うから…


俺はっ…


嫌だっ…!


こんなのっ…


無理っ…


俺には 二人を祝うことなんて…


出来ね~よっ…


絶対、認められねぇ…


何で…だよ…


嫌だよ…


夢だろ…?


これ…


そうだよ…わるい夢だろ…


夢なら…覚めてくれよ…


智くんっ…!


智くん…!


俺の…


最愛の人…


ねぇ…


誰か!


これは 夢なんだって…


言ってくれよっ…


智くん…智くん…


俺の…



…くん、翔くん…お~い!起きろ~

「…んっ…ん~~っ…」

「…翔くんっ…!」

「…えっ…」



パチッ👀



「やっと 起きたぁ…!」

「えっ…」


俺の目の前に いるのは…


愛しの…


智くん…


「大丈夫?ずいぶん うなされてたよ…」

「だっ…て… 貴方がっ…」

「おいらが、なに?」

「松潤と…パートナーシップ…結んだって…」

「おいらが、松潤と?」

「そ…だって…テレビの速報で…」

「変な夢 見てんなよっ…」

「え…」

「おいらとパートナーシップ結んだのは、翔くんだろ?」

「あ…そっか…!」

「そおだよ」


そっか!


そうだよ!


智くんが 松潤となんて…


ある訳 ないないっ


だって、俺が いるんだし!


俺と智くんは…


ずっとずっと一緒で…


別れたり つき合ったり 繰り返して…


それでも お互いしか いなくて…


そうだよ!


さっきのは わるい夢… 


今が 現実…


「智くん…キスしたい…」

「ずっと してたのに…(笑)」

「それでも したいのっ…」

「いいよ…しよっか…」


貴方の可愛い唇に 俺の唇を…



「翔ちゃん!起きて!」

「翔ちゃん!」

「…えっ…」



パチッ👀



え…何…?


あれ? 智くんは?


どこ?


え…車の中?


「翔ちゃん、着いたよ、起きてよ!」

「降りますよ!」

「リーダーと 松潤 待ってるよ!」

「え?!」



嘘…!


やっぱり…智くんと…松潤は…


マジか…


信じたくねぇ…


「翔ちゃん、早く それ持って!」

「えっ…」 


座席の横を見ると でっかいブルーの花束が 置いてある…


「4人からって 渡してくださいよ」

「4人?3人じゃないの?」

「あ、ニノ、まだ翔ちゃんにお金 渡してないんじゃないの?」

「渡しましたよ!」

「あ…の… これ、何の 花束?」

「大野さんが 個展 やるからでしょ」

「えっ…じゃあ、智くんと 松潤は…?」

「だから、個展が決まったお祝いするから、お店で もう 待ってくれてるんですよ」

「あの二人…結婚…してない?」

「翔ちゃんは、さっきから何を 言ってるの?」



何…?


智くんの個展…


ああ! そうか!


休止の間、また 描きためてたのを ファンの子達に 見てもらおうよって…


智くんが また個展をひらくことになって…


そうだ、そのお祝いだったよな…


これは…


夢じゃないよな…


うん…


この花束、俺が 選んだ記憶あるし…


え… どこでだ?


ニノと相葉くんのあとについて…


花束を持って 歩いていく…


すぐ そこのお店のはずなのに…


なかなか着かない…


え… 何…なの…?



「翔くんっ!」

「…えっ…」



パチッ👀



「どこ 行くの?」


心配そうな顔をした 智くんに腕を引かれる…


「どこって… あれ?花束は?」

「花束?」

「貴方に…花束を…」

「何で おいらに…?」

「だって…個展が…」

「早く 行くよ」

「どこに?」

「どこって、帰るんだろ?」

「だから、どこに?」

「家でしょ…」

「誰の家?」

「誰のって… 翔くんとおいらでしょ?」

「あ…そっか…!」

「変な 翔くん…」

「ごめん…」

「んふふ…帰ろう?」

「うんっ…」



ねぇ…


これも 夢なの?


夢なら、覚めないでよ…


智くん…!


智くん…!


こんなにも…


俺には…


貴方だけだってこと…


もう…


何度も 思い知らされてるんだ…


きっと…


これも 夢なんだろう…


幸せな…


幸せな夢…


今の…


現実が…


わるいゆめなら…



どんなに いいだろう…!


「智くん…!」

「なあに?」

「俺、智くんを愛してるよ…!」

「おいらも…翔くんを愛してるよ」

「俺には、貴方だけだよ…!」

「うん、おいらには 翔くんだけ…」

「この先…何があっても…俺が 愛してるのは、貴方 1人だよ…!」

「うん…おいらも…翔くんだけ 愛してるよ」


智くん…!


これは…夢…?


いや…現実だよな?


現実なんだって…

言ってくれよ…!


智くんっ…!


貴方がいれば…


他に 何も いらないんだ…!


俺は…


俺には…


貴方だけ…!



「翔くん、愛してるよっ…」

「智くんっ、俺もっ…」


貴方だけを…


愛してるよ!




「…くんっ、翔くん!翔くん!」


「…えっ…」



パチッ👀






   END