★新しいお話です…これも 不定期で 上げてみようかと… 「Days」が 途中までしか下書きに入れてないんで…すいません…(^^




◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇




〈O〉


  とある日の夕方、、、


バイトの後、親友のニノと 待ち合わせて 夕飯を食べに行った 帰り道…


 自宅マンションに 向かって 歩いてる途中、信号のない 横断歩道に 差し掛かると、


1台の 車と 鉢合わせる…


どうやら、横切って この通りに 出たいらしい…


「先に 行ってもらおうか」


と、その車に 「どうぞ」って 手で合図すると、


運転手の人も 僕達に どうぞって…


2~3度 譲り合いをしたら、運転席側の 窓が開いて…優しそうな男の人が 笑顔で、


「ごめんごめん、お先にどうぞ」って…


ニノと 顔を 見合わせて、「じゃあ すいません」って 横断歩道を渡った…


その時に… 助手席に乗ってた人が 目に入る…


わ… カッコいい…


「ね、助手席の人さ…」
「今の運転手の人さ…」


「「え?」」


って また ニノと 顔を見合わせた


ん?


さっきの車が 僕らの進行方向の少し前に車を停めた…


と思ったら、運転席の人が 車を降りて 僕らの方に 走ってくる


何だろう?と思ったら 目の前まで来て


「車で 家まで 送ってくよ」って…


え?何を?送ってくよって… 何で?


ニノが、その人に


「家、すぐ そこの マンションだから」って 断ると…

「じゃあ、歩いて 送ってくよ」


「えっ? 車は… いいの?」


それ以前に、何で 送ってくれるなんて…?


車の方から、助手席に乗ってた人が 降りて


「おい、雅紀!車 どうすんだよ?」 


「あ、乗っていって あのマンションの下で 待ってて~!」


この人、マサキって いうのか…


「あ、おい!」


車の方を 見ると その人が、「…ったく~」って運転席のドアを 開けていた


僕が 見てるのに 気づいて、困ったように笑って運転席に 乗り込んだ…


やっぱり…あの人 カッコいいかも…


「行こ行こ!」って マサキって人が言う


「え、あの 何で 送ってくれるの?」


「この辺 危ないじゃん、そこにも 貼り紙してあるし」


貼り紙は『チカンに注意!』て 書いてあるけども…


「いや、俺ら 男だし…」て ニノが…


「細かいこと 気にしないで」


結局、この マサキって人は 歩いて 僕とニノをマンションまで 送ってくれた


マンションの裏手の 駐輪場の近くに、さっきの車が 先に来て 停まってて、マサキって人の 連れが 降りてきた…


「あ、翔ちゃん 車 ありがとね~」


「…お前なぁ…」


呆れ顔で ショウちゃんて人が 言った


このマサキくんは…ニノが 気に入ってるみたい…


ニノに 電話番号 交換してって 言うんだけど、ニノは 警戒して 教えるのを 渋ってる…


初対面だしね…わかるけど…


でも、このマサキくんも…ショウくんも…悪い人では なさそうだよね…


「じゃあ、僕が 交換するよ」


「え?」


「智?」


「この人と…」って ショウくんを 指差す


「え?俺?」


マサキくんが 透かさず…


「翔ちゃん、この子と 交換して!」


「あ?うん… いいの?」って 聞いてきて…


 「うん」って スマホを出す


「じゃあ…」って ショウくんと番号を交換した


そのまま LINEも 友達追加した


「大野 智くんか…」


「櫻井 翔くん…」


名前も カッコいいんだ…


「あ、じゃあ この2人通して 連絡するね」


って マサキくんが 言ったら、


「交換… しても いいよ」って ニノが…


結局 ニノと マサキくんも 番号を交換した


「え… じゃあ、俺と 智くんが 交換した意味 なくね?」


「まぁまぁ、いいじゃん♪」


「番号… 消した方が いい?」って 翔くんに聞くと…


「いや、消さなくても いいよ」


「本当に?」


「うん、いいよ… 智くんも いいの?」


「あ…うん…」


良かった… 消されるかと 思った…


マサキくんは、相葉 雅紀って いうらしい…


雅紀くんが…


「また 4人 で 会わない?車 出すし」


って 、また4人で 会う 約束をする


「じゃあ、またね」


「あ、またね」


2人は 車に乗り込んで…


また連絡するね…って 走り去っていった…


2人が乗った 車を 見送ってたら、ニノが…


「変な人 だったね…」


「でも… いい人 そお…」


「うん… まぁ そうだね…」


「何か、次 また会うの 僕 楽しみだな…」


「え? 智、そうなの?」


「ニノは…楽しみじゃないの?」


「… 楽しみじゃないことも…ないけど…」


もお… 素直じゃ ないんだから…


警戒してたけど…ニノ


最初から、雅紀くんのこと 気になってたよね…?