★こちらも 1ヶ月近く 経ってますね…お話 あっちこっちして、本当に申し訳なく思ってます!




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〈O〉



  翔くんに、致す致されるのこと 聞いてみたけど… 何となく はぐらかされた感じ…?



知ってるみたいだけど…結局 教えてもらえなかった



てゆーか、酔ってたのもあるし…翔くんと キスしてたら、その場は いいやって なっちゃって…



その後は 僕 寝ちゃったしね…



でもさ、すぐ 教えてくれないとことか…マー君達も 翔くんに聞けばって 言うくらいだから…



きっと 言いづらいこと… たぶん… エッチなことなのかな~って… ちょっと 思ってる…



あっ…! 教えてくれそうな人 いた…!




次の バイトの日……



山田くんは… 松本くんと 一緒に住んでるもんね



あの2人は 恋人同士でしょ…絶対 知ってるよね



バイト終了後…



ロッカールームで 着替えて、いつもは お店が入ってるビルの裏口の前で 別れるんだけど…



「山田くん」


「うん?」


「ちょっと…聞きたいこと あるんだけど…」


「うん、何?」


「あのね…」



僕は 昨日から 疑問に 思ってた 致す致されるの意味を 山田くんに 聞いてみた…



「翔くんも マー君達も 教えてくれなくて…」


「なるほど…」



ここじゃ 何だからって、山田くんと松本くんが同棲してる マンションに行くことに…



わぁ… なんか オシャレな お部屋だなぁ~…



家具とかもセンスあるとゆ~か…統一感があって… 雑誌に出てくるような… モデルルームのような お部屋…



それに、何か 良い香りがする… 何の 芳香剤だろ? 香水っぽい…



すごく 2人に合った お部屋だなぁ…!



キョロキョロしてたら、ソファーに座るように言われる



コーヒーを入れてくれたけど、カップまでも オシャレなんだよね…



コーヒーの温度と 格闘してると…



「はいっ」 て 本を 1冊 渡される



「え?」



何? 男の人が2人…表紙に描かれてる…少年漫画…?にしては、キレイな絵…?



「説明するより、読んだ方が 早いかなって…」


「うん…?」



渡された 漫画の本を 読み進める…



え… これって… えっ?



えええ~っ!?



「………/////」


「わかった?」


「… わかったよおな……/////」



これは… 翔くん達が 何となく 濁した理由も わかった…



「そういうことだから♪」


「ふは~…っ…」


「その本、持ってって いいよ」


「えっ…いや…いい… 遠慮する…」


「そ?」


「えと… ありがと… 僕 帰るね」


「うん」



「あ…因みに…山田くんと松本くんて…」


「うん?」


「… 何でもない…」



聞いて どおすんの…僕…



「ちょっと… 刺激が 強すぎた?」


「うん……/////」



「大野くん、あのさ…」


「うん…?」


「自然と、そうなる時が 来ると思うからさ…意識 しすぎないで いいと思うよ」


「あ… うん…」



山田くん… 師匠って 呼んでも いい…?





〈S〉



  結局…



智くんに 聞かれた 質問に答えてない…



てか、あれから 聞かれないんだけど…もう いいのか? 



こっちから 聞く訳にも いかないしな…



それにさ、普通なんだよ… 智くん…いつも通りってゆ~の?



あんな 質問しといて… 何事もなかったような感じ?



もしや… ニノ達に 聞いたとか…?



え… だったらさ… どう 思ったんだろ?



ちょっと… 仕事の帰り JOYに寄ってみるか…




カラン♪



「…わっ!翔ちゃん!」


「…お疲れ様です」


「よお…」


「珍しいですね、この時間に…」


「まあね、聞きたいこと あって…」


「えっ…?」


「あ~、もう わかってるから、智くんに変なこと 吹き込んだのは」


「ごめん ごめん! まさか 知らないなんて 思わなくて…」


「まぁ…それは いいよ…んで、その事 教えた?」


「「えっ?」」


「え…」


「教えてない…てか あれから 店に 来てない」


「そうなの?」


「毎日、バイトの 帰りに寄ってくれてたんですけどね…」


「翔ちゃん、教えてないの?」


「あ~…うん、答えそびれて…そっから 聞かれてね~し…」


「「え…?」」



ニノと相葉くんは 顔を 見合わせて…



「じゃあ…他の 誰かに 聞いたのかな?」


「興味津々でしたもんね…」


「えっ?」



何だって?!



けど… この2人に 聞いてないってことは…



え、誰だよ? あ… 店のやつか?



松潤か 山田か… いや 松潤なら、智くんに そんな事 聞かれたら たぶん すぐ 言ってくるよな…



まさか… 松岡さんに 聞いたりしてないよね…?



いや、さすがに それは ね~よな… でも…智くんなら 聞きかねない…?



誰なんだよ~!?




カラン♪



「いらっしゃいませ~」


「こんばんは♪」


「潤くん、お久しぶりです」


「へ?あ、松潤!」


「やっぱり、ここだったんだ」


「え?」


「翔さんの アパートまで 行ったんだよ~」


「何で?」


「仕事 終わった頃かと 思って」


「あ、お前 今日 休みだったな…何か 用事だった?」


「用事ってゆ~か…」



意味深に 笑って、カウンター席に座る松潤…



「潤くん、何か 飲みます?」


「いいの?まだ 開店前なのに…」


「常連さんは いいんだよ~」と 相葉くん…


「じゃあ、ビール貰おうかな」


「翔ちゃんは?どうする?」


「あ~…じゃあ 俺も、1杯だけ ビール」


「は~い」



すぐ ビールと お通しの枝豆が 並ぶ



「「お疲れさま」」



松潤と グラスを合わせて…



「んで?何? 何か話し あった?」


「ん? ああ… ふふっ…」


「何だよ?」


「…致す 致される、だっけ?(笑)」


「えっ…それ…」


「あ~~~~~っ!」



相葉くんが 被せてくる



「マー君、うるさいですよ…」


「お前に、聞いたのか…」


「違うよ、涼介にだよ」


「山田に だったか…」


「今週は、バイト終わりに うちに 来てたみたいよ」



「だから、こっちに 来なかったんですね…」


「そうだったのか…」



じゃあ… 意味は わかったって事だよな…



智くん… どう 思ったんだろ…?